老神心霊研究所

心霊研究

― 霊媒による心霊研究 ―

さんぽん秘話 PDF プリント メール
作者 老神いさお   
2006/07/09 Sunday 22:48:52 JST

 以前より、何度か、頼まれてハンドルネームを命名している。先日も二人のハンドルネームを決めるために霊査をとった。……久々に、である。

 ところで、私は、霊感を得ることよりも審神に拘る。……たとえば交霊相手の話題の視点の向きに注意する。

 親が子に名前を付ける……優しい子になれで「優」、強い子になれで「つよし」……であれば視点は親から子へ一方向に向いている。何しろ形容詞だから目的がわかりやすい。

 が、今回命名に携った二件は、その命名の意図を訊ねてもどうにも視点がくるくる回って目が回りそうだった。

 たとえば「三盆」……砂糖の一種である。その意図するところは何であるのか。砂糖であるというのか、砂糖になれというのか……つまり、甘いのか、甘くなれというのか、どちらだろう? どっちでも良いと言えばそのとおりではあるが、命名者の意図と言葉の意味とがどうもうまくつながらない。そこには、何らかの誤解か嘘が潜んでいると思うのだが……

 天月、という名も戸惑った。「月天」では仏様だが、「天月」とは、月のことなのか、月になれというのか……要するに現況なのか、目標なのかが判らないのである。

 判らなければ訊けば良かろう……いや、訊いたから判らないのだが、冷静になってようやく気が付いた。そしてネタを明かせば単純な話である。

・・・・・・

 私が求めたのは、オフ会参加者が掲示板などに書込みする際に使用するハンドルネーム、つまり個体識別のための呼称である。

 で、使うのはオフ会参加者……精神統一の参加者である。

 精神統一に参加するとは、つまり守護霊と二人三脚・一心同体を目指すことである。

 つまり、視線の混乱が生じたのではなく、一心同体を分けて考えようとしたから混乱したのだ。……かえってわかりにくい説明だろうか。

 ようするに、対外的には参加者のハンドルネームであるが、同時に霊的にはその守護霊の通称だったのである。つまり、「さんぽん」君の守護霊は、『(私の通名は「三盆」ですから、私の被護者の……)ハンドルネームは「三盆」が良いとお伝えください』といっていたのである。(括弧内はニュアンスのみ)それは同時に、さんぽん君の守護霊に語りかけるには、『三盆さん』と祈ればよいと言うことだ。……それに気が付かず、私が「さんぽん、さんぽん」と、その語感からくる楽しさで悦に入っていれば、『三盆さん』も戸惑ったであろう。

 同様に、天月君の守護霊は『私の通名は「中天の月」ですが長くて読みにくいでしょうから端折って「天月」で構いません、で、私の被護者のハンドルネームは……』というわけだ。

 さんぼんなり、天月なり、一つの名前に主語を示す「意図」が、くるくると回っていたから、霊査を得ても目が回る感覚がしていたのだが、守護霊の呼名&被護者のハンドルネームを一緒に伝えられていることに気が付けば、なんら不思議はなかったのだ。

・・・・・・

 振返って不可思議に感じるのは、守護霊の名を訊ねても、通名しか示さない霊もいれば、通名さえも示さない霊……無名を通そうとする霊もいる。そしてあっさり生前の名を明かす霊もいる。

 一体どんな考え、事情の元にその差が生じるのだろう?

最終更新日 ( 2006/07/17 Monday 19:47:24 JST )
 
< 前へ   次へ >