老神心霊研究所

心霊研究

― 霊媒による心霊研究 ―

2、  守護霊鑑定 PDF プリント メール
作者 老神いさお   
2006/05/26 Friday 22:29:03 JST

 対人関係には相互作用がある。想えば想われるし、嫌えば嫌われる。

 誰もが進んで、「お前などは嫌いだ!!」等といわぬが、好かれるべき態度をとらずにいながら、「あなたのことを好きです!!」といわれて、それを信用することが出来ようか? 守護霊の意志も大切だが、それを信じる為には、まず、あなたの意志がどうなのかが大切だ。

 憑依霊や随伴霊はいざ知らず、祖霊や守護霊はあなたの幸せをなにより大切に思っている。……だが「なにより大切」とは、一体何と比べて大切だというのか、それが問題だ。

 もしもあなたが誠実で、守護霊の立場と人としての義務を理解し、守護霊の意図を汲んで努力できる人であれば、守護霊も誠実に応対してくれるだろう。つまり、為さねばならぬ事をしっかりと説明し、理解と同意を得た上で困苦に立ち向かわせるのである。

 だが、その被護者が守護霊の意図を理解できず、為すべき事を見つけられず、為すこともなければ、守護霊は非常手段を用いざるを得ない。

つまり、その被護者の好まざる事を強要するのである。

 自分の好まざる事を強いられてもなお、相手に好意を持てるであろうか? まして、自分が敬慕する相手が自分を苦しめていると知って、敬慕が憎悪に転じないか? しかし、事情によっては、守護霊が、その被護者の好まざる事を強要せざるをえないのだ。だから、守護霊は自ら名乗り出ることを嫌う。表面に出ることを嫌うのである。……もしも被護者の信頼を得られぬのであれば、裏方に徹する方が確実に職務を全うできるから。

 もしもあなたが、自らの守護霊を誠実に信じ、一見、困苦に見える今の道程が、自分が望み得る最大の幸福に連なっているものと信じ、極力愚痴は少なく、極力努力して前進できるのであれば、何よりだ。

急な上り坂は頂上への近道……過程に苦しんでも結果によって報われるであろうから。

 そんなあなたの守護霊は、手段の許す限り、包み隠さず、一切をあなたに打ち明け、あなたの協力を求め、あなたの意に沿わぬ人生にならぬように懸命に働いてくれるであろう。

 だが、あなたが自分の義務に気がつかず、為すべき事を否定しているなら、守護霊が困苦を無理強いするか、良き未来を得られぬか、悪しき未来に陥るであろう。

 楽だからといって坂を下れば、頂上にはたどり着けないのだから。……過程が楽で、楽しめたとしても結果によって精算されてしまうのだ。

それはつまり、義務感が全ての、忍耐を要求される汚れ仕事なのである。…… これでは名乗りたがるはずがない。

 名乗りたがるはずがないのに、敢えて守護霊が誰かと問いかければ、一体誰が名乗り出るであろうか。――推して知るべしである。

・・・・・・

「だが、守護霊鑑定を売り物にする職業霊媒がいるではないか?」

 たしかに。だが、その霊媒と、当方との守護霊の定義を確認してみて欲しい。違いがあることに気がつくはずだ。

 守護霊鑑定などでいう守護霊は、大抵が人を守り導く霊魂一般を指し、理論的心霊研究家がいうところの守護霊は、一個人の管理運営権を委ねられた一個の役職を指している。

最終更新日 ( 2006/07/17 Monday 19:48:12 JST )
 
< 前へ   次へ >