| 健康問題を問われて |
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| 作者 老神いさお | |
| 2008/10/20 Monday 23:03:24 JST | |
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健康への不安を相談された。 ・・・・・・・ 例え五体満足で、しかも悩み多き毎日と、身体に不自由があっても、気楽な毎日と、人はどちらが満足であろうか? どちらを選べ、というのではない。健康ばかり気にするな、また、悩み事ばかりに気をとられるな、というのである。 境遇に不満があれば、わずかな痛みも不幸に思えるし、境遇に満足であれば、多少の痛みや不自由も苦にならないのが人である。 痛みがあるから不幸なのではなく、痛みに気を取られているから人は不幸なのだ。 この痛み、取れませんか……と、人はいう。痛みだけ取れぬか、というのだ。大抵の場合、それは身勝手な言い分である。 現状の良い部分も、悪い部分も、それぞれ関連しているのである。利点を棄て難くて、でも、欠点を受け入れ難くている葛藤。……人は痛みに苦しんでいるつもりで、葛藤し、葛藤しながら、葛藤することを拒絶しているのである。ただ、一心にその状況の欠点を憎むことで。 ある時は身体のせいにして、またある時には心のせいにして、自分に足りないものがあることを忘れてはいけない。または、余計に抱え込んでいるものがあることを。 |
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