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老神心霊研究所

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厄年
作者 老神いさお   
2006/08/13 Sunday 23:04:48 JST

 オフ会参加者から質問が上がった。

Q 「厄年なんですが、何か特別な注意がありますか?」

 あなたの場合、心配がないと思います。……

 俗に、厄年の頃に親を亡くした、等という話もありますが、それは、悪い出来事がたまたま厄年にあった、ということで印象づけられているだけで、親の健康までも、自分の厄年の所為にするのではきりがありません。……心配しても不毛でしょう。

 また、男性の42歳、女性の33歳の厄年の場合、年齢的に病気が出やすいというのもあるでしょうが、それ以上に危険なのは、男性の場合、自分の将来性への焦り、女性の場合は、容貌の衰えに対する焦りが大きくて、無理をしたり、不誠実な行為に走ったり、ということなのです。

 しかし、昔と違って婚期が遅くなった現代のこと、厄年の頃に結婚を前提として交際できる人を見つけたのであれば、不誠実な行為も何もないわけで、それについて、あなたには心配の必要がありません。

 そもそも、人生には浮き沈みがあり、外に向かって努力すべき時と、内に向かって努力すべき時があります。衰えがあったり、焦りがあったりする時機は、内に向かって、精神的内容充実に努めるべきなのに、外交的、発展的な成果を求めると、衰えから支えきれず、焦りから失敗しやすく、得るよりも多くを失いがちです。

 したがって、新たな伴侶を求めるのではなく、今の伴侶と内容充実に努めているのは、厄年といわれる時期に良い態度であります。

……他のメンバーから……

Q 「そういえば、私の会社の創業メンバーは、厄年の頃に一肌上げようとして今の会社を作ったみたいです。」

 ですから、収益率にこだわるけれど、新しい方向への転換努力が足りず、景気の変動や新製品の採用などをチャンスとして生かせずにいるでしょう。

 忍耐は無駄に強いられるわけではなく、次のチャンスに飛躍するために必要な、充実を図るべき時期なのです。この時期に無駄に動く人は次のチャンスを生かせません。

……端的にいえば、あなたの勤め先は逆境に弱い会社です。


 とにかく、吉と聞いても奢らず、凶と聞いても心を乱さず、その時々に為すべき事を為していれば、大過がありません。

 むろん、それでも事件は起るでしょうが、何となれば人生は魂の修行の場だというのですから、試練の全てから免れることは出来ません。……避けられないものを不安に思うよりも、やはり、為すべき事を為すだけのことしか出来ようはずもありませんよね。

 
8月12日(横浜)
作者 老神いさお   
2006/08/12 Saturday 23:27:51 JST

 事例1

・『仕事の内容が薄くなっています。充電が必要ですね。山も結構ですが、季節ならではの楽しみがある海もよいでしょう。』

・『(バーベキューの時)炭が湿っていては、いくら点火剤を振りかけても、炭は燃えずにただ点火剤が燃えるだけ。元気のでない時にあれこれと工夫をしても本質的な解決には成りがたいものです。』

・『あなたがストイックな方向に関心を向けているのは、向上心からの逃避です。とはいえ、今はまだ、次の課題が見えませんから、あまり気になさらないことです。』

 

 事例2

・『緊張が見て取れます。あなたは平常心を求めるより、リラックスを求めるべきかも。』

・『ハツラツと出来るのは行動している時ですね。』

・『事情(内容は伏せる)が変われば、全てが変わります。』

 

 事例3

・『(傍目には)毎日明るく、ハツラツとして、大きな不足もなく過ごしていらっしゃいます。』

・「言わなくてもわかるでしょう? わかってよ!」……という、あなたの声が聞こえます。ですが、問題なのは、耳を貸してくれないことではなく、解って貰いたい事態が生じていることですよね。重要なのは論理的な答ではありません。それぞれが何を欲しているか、なのです。

追記: アフターオフ会の昼食後、外で雷が鳴った、鳴らない、と言い争っているのを聞きつけて、私が指摘しました。「重要なのは、雷が鳴っているか、どうかであって、あなたの話を聞いていたか、どうかではありません。事実を論じているのに、自分が欲しているものの話題にずれていることに気がつきましたか?」

・『悪党でも胸を張って歩けば尊敬される。善良でも背中を丸めていればバカにされる。』――胸を張って生きてください。

 

 事例4

・『夏バテを理由に焼き肉を食べ過ぎましたね。でもあなたは夏バテなんてしていませんよ。』――自分が好きなものを食べるのに屁理屈をつけると、身体を痛めることになります。

追記: 健康に気を配って野菜中心の食事をしていたが、やはり好きな焼き肉に手を伸ばしてしまったとのことなので、私は指摘した。「肉を食べるなとはいっていません。肉ばかり食べることが問題なのです。または、焼き肉を食べ始めたら野菜を食べるヒマなく、肉を食べてしまいますよね。ならば、先に野菜をしっかり食べてから焼き肉を食べれば、バランスよく食べられるでしょう。」

・『仕事(会社)の上は雲がかかっていますが、あなたにはしっかりと陽が射しています。』――仕事のことは成るようにしか成りませんが、会社がダメになってもあなたの人生がダメになるわけではありません。

・『不健康なことを心配するより、工夫の仕方を研究しなさい』……先ほど、食生活について注意がありましたが、特にあなたが健康上の問題があるということではありません。ただ、工夫の余地があるということなのです。

 
最近ケガが多いが?
作者 老神いさお   
2006/08/11 Friday 23:57:35 JST

Q 「夫がこの頃よくケガをします。占いでいうと今年は大殺界に入ったのですが。……何か手立てはあるでしょうか。それとも心配し過ぎかとも思うのですが。」

 

回答に躊躇する事情

 間に人が入る「間接相談」は回答に難があります。仮にどんなに素晴しい答を用意したところで、質問者が適切に理解できなければ意味をなさないわけで、場合によっては真実よりも、嘘も方便的な回答の方が適切な事もあります。つまり、当事者に相応しい回答こそが適切な回答と呼びえるわけです。では、いかなる回答が適切であるのか、それを判断する上で、当事者自身の言葉で質問を受けることがとても重要になります。

 また、なによりも当人の自覚が必要な問題の場合は、やはり、当事者本人からの質問が大切です。

 さらに私が回答に躊躇するのは二点です。

 まず、ケガをしやすい人には負けず嫌いが多いこと。当事者が助言を素直に聞くと考えることには無理があります。むしろ、逆効果になることが多いものです。

 つぎに、霊査をとったときに眼前に立った霊が女性であり、恐らく質問者の守護霊であろうと思われること。するとどうも、助言というより、意見になるのではないか、そうなるとなおさら当事者が素直に受入れるだろうか、と思えるわけです。

 さらにいえば、この件に関する一般的な回答そのものが、女性からいわれたくない言葉を含んでいることも躊躇の理由に挙げるべきかも知れません。まあ、そこまで書けば回答したのと同じでしょうが。

……まあ、私も一緒になって心配しすぎても話が進みません。

 

ケガをしやすい人

 ケガが多くなるのは、むろん、無理をしているときに多く見られますが、むしろ注意すべきは、身体感覚の異常……自分の身体の大きさを適切に把握していないためにくぐれると思って入り口に頭をぶつけたり、当らないつもりで手や足を打ったりということが多いかと思います。これはたとえば車をぶつけたり、こすったりというのにも当てはまります。車両(の大きさ)感覚が適切であれば避けるように運転するのに、避けたつもりでこすったりするのは、認識している車両の大きさと、実際の運動との間に差があるからです。

 こういう時には、まず身体感覚の再認識が必要であって、焦っても、心配しても意味がありません。そのほか、イメージトレーニングや目をつぶって壁にぶつかるまで歩く、といった練習法が考えられるでしょう。

 もう一点、人間、22歳程度が身体発達のピークで、それまでは特別な工夫をしなくても体力の衰えを感じないのに対し、以後は努力を怠ればどんどん体力が落ちるのを感じるようになるという生理的な問題があります。……考えてみれば当たり前なことなのですが、その事情が気に入らなければ、適切な対応が出来なくなってしまいます。

……まあ、この辺は常識的ではありますが、だからといって、誰もが特定の年代にケガをするとは限りません。

・・・・・・・

 危機に際した時、またはストレスを感じた時、ぎゅっと手を握るタイプ(集注型)の人と、ぱっと手を放すタイプ(うっ散型)の人の二種類に大別できますが、恐らく御主人は後者で、危険を感じると過剰的な行動をとりがちなのだと感じます。しかもストレスを溜め込んでいて身体感覚にずれが生じているのではないか、と思われます。

 つまり、ご主人は、気質・体質的に過剰な行動をとりやすく、よくいえば頑張りや、悪くいえば負けず嫌い的性格から、身体感覚・運動能力と、自覚の間にズレが生じやすい人なのだろうと感じます。すると結論的にケガをしやすい人であろうと思われるわけです。

 

大殺界

 私は新聞の四コマ漫画を見る程度にしか、占いに興味が無く、「大殺界」なるものを聞いたことはあっても詳しく知る者ではありませんが、私が教えられてきたのは、人には外に向かって盛んに勢力を伸ばす時期と、表に出るのを慎み内容の充実に努めるべき時期がある、ということで、例えるなら、晴れた日に家で勉強していたら所得は寂しくなるし、風雨の強い日に仕事に出ては、稼ぎも少なく、ケガや病気をしやすく、益よりも害が多いであろう、ということです。

 つまり、占いで大凶が出ても恐れることはなく、ただ、考えるべき事があるとすれば、自分が外・内のどちらに向かって努力すべきかという判断でしょう。

 外に向かって枝葉を伸ばすばかりであれば、人としての内容が薄くなりますし、内に向かって掘り下げるばかりでは、内容が濃くても社会的な意義を持ち得ません。……占いでいう吉凶とは、そのまま吉凶なのではなく、吉凶の時機の利用法こそが真の吉凶だと思います。

 凶といわれたら家で勉強三昧、吉といわれたらせっせと外出して新たなチャンスを掴むべきなのです。

 

Q「昔、ある霊能者の方に、旦那が事故を起こしやすいからお払いをといわれても、本気にしなかったのですが……」

 昔から、「(いきなり無事は虫が良いから)大難は小難小難は無事に……」と祈れ、といったものです。

「大難が無事に」という、虫の良い祈祷を望めば、開運業界の方々に良いカモにされてしまうでしょう。

 その祈祷が偽物であると思う根拠もありませんし、一方で、私も、あってもいないご主人ですが、「気質・体質的に事故を起しやすい人」と感じているのですから、その霊能者さんを偽物とは思いませんが、そもそも神は騙せず、因果は眩ませず……祈祷が効いて事故に遭わなくても、大病するなど、金銭抜きで因縁的な帳尻が合うだろうな、とは思います。

 お祓いよりも大切なのは、ご自分の気質をよく把握して、日常では無理をせず、ストレスを溜めず、安全なストレス発散法を身につけて、これからも年齢相応に自分らしく生きられるようにすることがより効果的だとおもいます。

 そもそも、奇道とは、たまにやるから効果的なのであって、日常、正道を歩まない人が奇道を選べばかえって害が生じます。……不安だからと安全祈願の祈祷をするよりも、危険を感じる都度に、行動を反省し、自分なりに改善案を立てることの方が効果的でしょう。そして実際に実施する段になって、初めて加護を祈るのが本来の神頼みなのです。

 
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