「将来・未来」
2005/04/222005年 04月 22日
人々は、天の運行、時の流れに何らかの意志が潜むと考える。だが、それよりも直接的な働きをするのが自分自身の心である。人はどういう明日を作りたいのか。それを思わざる人にいかなる明日が来るだろう?
将来とは、未来とは、えてして予測不能ではあるし、人の意図に背くものだが、やはり作り上げていくものなのだ。
秋の稔りの豊かさを求めるなら、丹念に土地を耕し、種を播き、そして雑草を取除かなければならない。それを忘れて稔りだけを願うなら、それは将来・未来の作り方を知らぬというべきか。
明日を創る……気をつけねばならぬことは、往々、成功者と呼ばれるものは、明日を創ることを楽しみ、その過程のなんたるかを意識しない。そして、明日を作り損ねる人は、作る事に苦しみ、その過程に小細工を弄しすぎる。
人に人情は通じても、天文・気象に人情は通じない。真心の大切さを思うべきである。そのためには、自分の行為のあり方を結果から学ぶ努力が必要だろう。