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どちらへ行きますか?

2012/02/02

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たとえば、上り坂を嫌い、下り坂を選んで歩いたとする。それでも目的地にたどり着いたとせよ、帰りは上り坂を避けることは出来ない。・・・このつまらぬ比喩で、「好き嫌いばかりだと地獄に堕ちる」と脅すつもりはない。

ただ、私が時々残念に思うのは、多くの人が、不快な出来事を避けるためだけに未来を知りたがり、一方で、為さねばならぬこと、避けてはならぬ事柄の有無について、無関心、むしろ嫌悪している人が多いことである。つまりは・・・、

当初は大変でも、後で素晴らしい幸福が待っているかもしれないのに・・・それでも労を惜しむのか?

今は楽でも、たちまち状況が変わって、あとは抜け出すことのできない苦労が待っているのに、それでも安逸を貪るか?

まあ、大抵の場合、当事者の好きにすれば良いことである。それを自業(自らの業・行いを)自得(自ら得る)という。いや失礼、動いているものを見て、短時間でその行き先を判断するのは難しいものである。ゆえに、焦るものは結果を失いやすい。

また、逃げるのにも、逃げる方向が大切だ。

以前、テレビで富士山登山中に遭った一時間にも渡る落石事故から生還した家族のことを見た。彼らは、物陰に隠れたのでも(隠れるところはなかった)、一目散に下山したのでもなく、落石の来る方向を向いて家族で一列に並び、先頭の合図と共に、左右に落石を避け続けたのだという。

危機を見据えているが故に避け続けることが出来た。おそらく、そして、他の被害者の失敗談を慮るに、一目散に逃げた者は、迫り来る危機を見ることが出来ずに、避けることが出来ないのである。・・・少なくとも長時間に渡る落石事故であればなおのこと、疲労による中断を避けるためにも、最小限の移動で難を避けるには、後ろを向いてはならぬと判る。

危機が来ると知れば、その代償や責任の有無も考えず、ただ逃げていて果たしてリスクは減るのか? 何が来るか、どう来るかも考えず、ただ逃げていて果たしてリスクは減るのか?

現実から逃げたいのか? リスクを減らしたいのか? または、責任から逃げたいのか?

私もリスクを減らしたいとは思う。その為には多少の犠牲を負う覚悟はある。・・・好ましからざるすべてから、逃げたいのが本音としても。

おそらくは、全てを守れるなら知恵も技術もいらない。犠牲無くしてはいられないから、大切なものの中から、更に大切な物を選ぶことが大切になる。・・・または・・・

古今東西の霊界通信はいう。「人生とは魂の修業の場である」と。それはおそらく、大切な物をすべて大切と思う事をいうのではなく、大切な物の中から、特に大切な物を選び出す作業なのではないか? ・・・精錬。そう、「魂の修行」というより、「魂の精錬」といってくれればわかりやすかったかもしれない。

仮にそうであるなら、大切な物をすべて守り続けることの出来る幸せな人よりも、切なさを堪えつつも、大切な物を秤にかけ続ける人が、よりよい人生を歩んでいるのかもしれない。


(さらに…)

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