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尊敬される個性とよそ者

2007/03/23

2007年03月23日


なぜ、かくも人々は「在ること」に苦痛し、恐れるのだろう? 常識なるものによって責められる人々。個性よりも常識をもって人の価値を計るというのか?

他が持たぬ資質を持つことがあまりに軽んじられ、時としては責めを負い、標準的であることのみがただ罪を免れる。だが、他より多くない者が、また、他より少なくない者が何所にいようか? 人に標準があろうとも、標準を具現する人はいない。あり得ぬ有り様を目指すことに苦しみが生じぬはずもない。

西洋では魔女狩として知られた蛮行が、その残酷なる処罰方法を取除いた上で東洋には未だに残っている。あまりに強い差別、差別、差別。誰もが当り前に差別し、当り前であるから差別と気が付いていない。

その差別をする人がただ、己の意に沿わぬ者に「不要」という意を表すだけとしても、神でもあるまいに、人が要・不要を決めて何になるか?

世は教場、しかれば人に要・不要はなく、総ては向上を必要とする人々である。そして、自らの向上に努めている限り、どれほど未熟で愚かであろうが、それは善い生徒であり、他の学びを邪魔するのは悪しき生徒のすることである。

他の愚かさを歎く前に、己の修行の進まぬ事を歎け――不満こそが人の眼を暗くする。――真に不要と感じたならば、関わることで時間をつぶすな。それを忘れて人は道を外れる。(無駄なことに構い過ぎる)

つらい時、行き詰った時にこそ、人の本性が顕れる。――行き詰ってこそ、創造力が求められるというのに、己の霊性を省みずして、書をあさり、人にすがり、ひいては、責任を転嫁し、他を責める。これらは、霊性の何たるかを知らぬ人である。その修行は未だ始ったばかりで、次の段階に進む事のいつ終るか判らぬ人である。

知識も経験も、霊性の必要性を示唆するだけで、霊性を生み出しはしない。たとえ行き詰っても、あなたは焦らずに心を落着け、知識や経験から生じる偏見を鎮めて、心、その心だけが共鳴できる「総てを支配する存在」を感じよ。……あなたは決して独りでない。ただ、独りであると信じすぎているだけだ。

繰返す、「非難するな。」――他を非難することは、己は違うと主張することだ。己を主張するから、「総て」から離れて「孤(個)」にいたる。たとえその非難で賛同者を得、仲間を得ても、それは「総て」から離れた「孤(個)」なのである。

地上では、それもまた個性と尊ぶかも知れない。だが、全体の中で個を確立した者達は、全体から離れた個を単なる部外者(相容れぬ者)として扱うのだ。

あなたは尊敬される個性を目指すのか、邪魔なよそ者を目指すのか、どちらか?

己の個性に惑う人よ、己の個性を誇るのと同時に、全体も愛し、敬意を払うことだ。……全体に対するあなたの理解力、それこそが、あなたの霊性の限界である。


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