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正しい心霊知識は……

2006/11/30

2006年11月30日


下品な話題になるが申し訳ない。

学校でのいじめ問題に関連して、学校で対人関係の試験的授業を行っているというニュースを見ていた。良いことだと思う。心霊家としては……心霊知識を生かしてイジメの撲滅を図って欲しいものだが……まあ、無理であろう。

などと考えていたら、声が聞こえた。


『心霊を学ぶ、というのは性教育と似ている。学校で習う性教育など、内容はつまらぬし実際の用には足りぬ事ばかりだろう。だがポルノを教材にすれば、娯楽性はあってもつまらぬ偏見を持つばかりだ。――そしてやはり役には立たぬ。

『娯楽は娯楽と割り切っている分には罪がないが、知識の不足を娯楽で補えば自信を得ても、実際に直面すれば瓦解する。だが、好奇心の強い者が実際を知らぬままに耳年増の如く偏見を学び取って真実を拒絶する。

『性教育は、青少年の欲望充足の助けを目的とするものではない。と同時に、青少年の欲望を否定するのも目的ではない。全ての学校教育の目的は、無智の生み出す害や罪から、人々を守ることにある。

『性を楽しみたいのであれば、たとえ退屈でも性教育が必要なのである。同様に、心霊知識も、生を楽しむためにわきまえておくべき、死に関する哲学なのだ。

『素直な心霊学徒らがいうように、死後も自我が存続するとしても、環境の変化はあなたを変えずにいられるだろうか?

『たとえ霊界が素晴らしい世界であろうと、あなたが地上の生を穢し、無責任に死を選べば、その報いがあなたに返らずにはいられない。……つまり、死後の生が楽か、苦かは、心霊知識に答があるのではなく、あなたの生き方にこそ答があるのだ。

『文化、そして機械化、大量消費社会の中で浪費しながらもなお、不足に喘ぐ人々よ、それでもあなたは不足を感じているだろうが……満足感が麻痺したままではどんなに素晴らしい世界に暮らしても、やはり不足を感じるとは思えないか?

『真面目な心霊研究を退屈に思うとは、つまり、必要なこと、当たり前のこと、分相応なことに満足できぬということではないか。……あなたは「充分」で満足できるだろうか? それとも「過分」を必要とするのであろうか?

『あなたを支配するのは、向上心か? それとも、「充分」に満足できない飢餓か? 』


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