師を見送る……
2006/03/26師を見送る……といって、別に幽界/霊界に送ったわけではない。ある意味、もっと近くて遠い米国に送り出しただけだ。
今日は、師の帰国日。師の宿泊先を午前11時に訪れて荷造りを手伝い、昼食を食べた後、1時に宿泊先を立って一路、成田に向かう。ところが二時半頃には成田周辺に付き、時間があるからと成田山新勝寺に立ち寄る。ちょうど、ご祈祷が始まったのでうろうろとご祈祷のご相伴に与り、立ち去り際に、ふと後ろ髪を引かれた気分でおみくじを買ったら、その二行目に……
「胡僧引レ途帰《こそうみちをひきてかえる》」……徳の高い師が、教えを広めて帰ろうとしている。
とある。思わず師と爆笑してしまった。
ちなみに、師に従い、その教えを守って実績を積むうちに成功するが、短気やわがままを出すとさんざんな目に遭う。神仏を信じて吉。…… だそうである。こちらについては、驕っていると誹られるかも知れないが、言われるまでもないと思う。まあ、師の言うことには時折怪しいことも多いし(?)、赤信号をわたって犬連れのオジさんに叱られもするが(!)、こと、霊憑っているときの師は言うことは端的、簡明、反論の余地無く、また、行うに無理もない。私は満点の弟子では無かろうが、落第点も貰っていない。
等ということは後にして、一路空港に向かう。空港反対集会があるとかで、車の入場制限中とのことだが、難なく車は空港に乗り入れて、出発ロビー前に何とか停車スペースを確保し、師の大荷物をカートに積み替える。そして私は駐車場へ。駐車後に師を探しに行くと、もう姉弟子等が土産物を持って集まっていた。それでなくても荷造りに苦労したのに、ここでまた荷物の詰め直しに苦心する羽目になる。…… まあ、毎年の行事であるが、今年は特に酷い。
そしてチェックインをハラハラしながら見守り、一同でお茶をし、ここで例のおみくじの話を開帳した。
「三行目を読んでみて、面白いから」と私はおみくじを回したが、読んだ姉弟子の顔がどうも面白そうではない。途中めんどくさくなった姉弟子が読み上げて気がついた。……面白いのは二行目だ。ちなみに三行目には……
「光花映2晩暉1《こうかばんにえいず》」……修行した甲斐があって自分にも徳が備わり、夕陽のように輝いている。
無意識に自慢話をしてしまった v(^^)>
十人の姉弟子に一斉に拍手されてバツの悪いこと……そんなこんなで、出国検査の時間がきて皆で師を見送る。師は次々に姉弟子等と握手し、私とも握手して、その直後に師はこういった。、
「八月頃は、注意しなさい」……へ!? (–?
時間の凍り付いた私をよそに、師と姉弟子達が手を振り合っている
「それじゃあねぇ~~」
え!? えぇぇ!!! 六時間も一緒にいたのに、立ち去り際に警告だけぇ~~~!
「ええええ、立ち去り際に警告だけぇ!」と思わず声を出したら、姉弟子等が怒ること、怒ること。それ以上を求めるのは贅沢だという。
「そりゃそうだけどさぁ~~~」……(@@;
まあ、毎年、二月八月は色々としんどいから油断はし無いつもりだし、どのみち出来ることは、大難は小難、小難は無事に、と祈るだけだけどさ。
なんか、これ罠っぽくない? おみくじも、褒めているようで、どこか釘を刺しているしさ、姉弟子相手に自慢を放《こ》いて、褒め殺しに合うしさ……ちきしょう、成田山の天狗め、仕組んだな! (‘_’メ
で、帰り道は、アクアライン経由。(^^;
高速料金は往きのほぼ倍の五千円強。贅沢かな……とも思ったが、珍しく我が守護霊が表に出てきて、『明日の仕事に差し支えぬように、帰路は楽な道を選べ』……というので、自分を甘やかすことにした。渋滞でストレスが溜まると寝付きが悪くなって明朝は寝覚めが悪い。寝覚めが悪ければ午前中は頭が働かない。会社でボーッとしているわけにも行かないから無理はしない。結果、途中、夕食を摂り、海ほたるで夜景を撮影したりしたが、成田から二時間弱で神奈川中部の自宅にたどり着いた。
……成田山の天狗は、お茶目ではあるが、意地悪ではなかった。