霊媒の修行に便乗
2006/01/16霊感の強い人に、ちょっかいを欠けている霊を一体見つけた。話しかけてみる……
「何でこの人に憑いているの?」
『霊媒の卵に憑依するとな、その霊媒の修行になるからと神様からお目こぼしをいただけるし、霊媒が一人前になる時に、憑依霊を皆、成仏させてくれるから、長いこと成仏できなかった霊は、皆、霊媒の卵を探しているモンなんだ。』
「へー! 霊媒の卵に憑く方が安全なの!?」
『皆、妙な縄張り意識があって、やたらな奴に憑こうとすると、先住者が追い出すんだ。そこに行くと、霊媒の卵は、皆成仏させるから意地の悪い先住者もいないし、気楽なんだよ』
「だけど、成仏した霊たちと再会したことはあるのかい? 『仏に成る』て、いうぐらいだから、それこそ苦しんでいるあなた達を助けに降りてきても良さそうなものだけど。」
『いや、一人も見たことはないなぁ』
「本当は地獄に追い落とされているんじゃないのかな?」
『そういえば、そういう噂もある……』
「他人の修行に便乗するよりも、高級霊についてきちんと指導を受けた方が良いと想うのだけどなぁ。」
『うぅん…………』 煮え切らぬ返事。だが……
状況的には除霊が成功したというところか。だが私は除霊を意図して上記のような会話を試みたわけではない。一には情報収集、二には霊媒としての義務意識……媒介・仲介者としての努力……人・霊双方の最大利益を目指すことだ。
その後、上記の霊から通信が来た。指導者を得て修行しているとのことだ。