石の上にも三年
2005/08/012005年 08月 01日
以前、小田原に遊びに行ったとき、挙動不審(当社比)の三人組みに声を掛けたところ、群馬の霊媒御一行であった。その場で意気投合し、ついでに箱根まで足を伸ばしたのだが……
で、まあご親切に、色々と私の将来についてアドバイスをくれたのだが、その際に、先生役の方は、「成就に3年」と答え、弟子役の方は「成就に二年半と答えた」……微妙なもので、私自身が想定していた答えとほぼ一致する。ここで微妙というのは、要するに、私が自分の誕生日を基準に考えているのに対して、先生役はおそらくカレンダー年換算、弟子役の方は、おそらくカレンダー月換算で概算しているだろうということだ。つまり計算方法が三者三様で答は同じであろうと予測される。
三者三様で同じ答が出たらその結果に自身を持てば良さそうなものだが、生憎と私はせっかちで、どうすれば前倒しが可能だろうかに心を砕いていた。もっとも、霊界が前倒しに手を貸すことがないのを重々承知してはいるが、こちらにはこちらの事情がある。……私事に脱線してしまった。
はしなくも、普段は相談に乗る側であった私が、偶然にも相談を受けていただいたわけだが、まず、最初に「3年」という数字を聞いて、正直信じる気持ちになれなかった。そもそも、数字の3は、いわゆるマジックナンバーだ。つまり、何か数字をいってみろ、といわれた人は大抵、数字の3を出すもので、それ故に3という数字を出された場合、適切な霊感の結果と考えるべきでないのが、審神者(さにわ)の知識だ。
更にいえば、私はこの数字を聞いたときに、同時に『石の上にも三年』と聞こえてしまった。
私もかつて、オフ会参加者に対して、この「3年」を使ったことがある。ネタばらしは、いささか面倒な予感が生じるが、おおむね、「3年」と出たら実際にチャンスが3年後に表われるというよりも、「今は忍耐の時機である」 というニュアンスであると思う。
これはまた面倒なことに素直な意味ではない。たとえば、「あと一年」であれば、たとえジタバタしてもあと一年であって、それはどうにもならないという意味がある。だが、「あと三年」であると、「ジタバタするとさらに伸びるぞ」 、という恐喝が含まれている。
まあ、それも心霊実験であると開き直る自分がいる。