‘2005/05/28’ カテゴリーのアーカイブ

迷惑なる者への心構え

2005/05/28

 なにやら、人の為す事にイライラとなさっているご様子。それを見て叱ろうなどとは考えておりません。ただなるべく心穏やかになさいませと、ご意見申し上げます。

 人が何ゆえにこの世に生まれいずるかといえば、いうまでも無くそれは未熟さを克服するが為。その第一歩がまず、己の未熟さに気がつくことであることを知れば、世の中、己が欠点に気が付かない迷惑なる人が多いのは、腹を立てるまでも無くあたりまえの事。

 かように未熟者が多い世に、生まれ出るにおいては、腹立たしき事もさぞかし多き事でしょうが、それを覚悟でお生まれになったことは常に身命に刻み込んでいただきたく思います。苦労は避けがたく、逃れがたいが、決して乗り越えがたくはありません。

 向上の第二歩目が、己の未熟さの克服であれば、素人もまた、素人なりに己が才能を発揮したいと思わざるを得ず、してみれば、未熟な話、未熟な才能に突き合わされて辟易ともなさいますでしょうが、これもまた地上の生の特色であります。

 未熟なる者との付き合いは、いわば霊界が徴収する税金のようなものでして、未熟者には手厚く指導がなされ、向上を果たすほど、より未熟なる者の世話が肩にのしかかるのは、この世の摂理に他なりません。それによりて御神命が損なわれては一大事ですが、あまり神経質には成らぬようにお心やすくお願いいたします。

 だれもが、自分なりに満足の行く人生を歩みたいもの。未熟な者が指導を嫌うのは、それが自分の向上につながらぬがゆえ。また、巧みなる者が未熟者を嫌うのは、それが足手まといなため。それぞれが自分の技量に見合った環境を得れば、おのずと住む世界も分かれて心地よく暮らせるようになります。

 迷惑な者を退け、清々と気持ちよくお過ごしになりたいのは、誰もが同じ事でしょう。しかし、地上は兎角狭苦しく、住む世界を分かつまでにも肘も当たれば、足も踏みます。入れ替えには時間がかかるがゆえに、少々の狭苦しき思いや、面倒ごとは寛大なる気持ちでお許しください。何も成さぬのではなく、後に恨みの残らぬように、様子を見ながら勧めておりますゆえに。

(2003年5月27日)


再就職が決まらない

2005/05/28

あわてるな!

2005年 05月 27日


 「再就職が決まらない」と泣きつかれた。――それは大変な事だが、この不景気の折、どうにもならない。多少景気が持ち直してきたということだが、日本の企業はまだまだ生産性が低すぎる。いわば潜在的なリストラ要因が多分にあるのだ、お手配もなかなかつけいる隙がない。

 これは当人にはとても言えないことだが、引っ越しをしなければ良い仕事があったのだ。えり好みする人は往々幸運を逃す。これを貧乏癖というわけだが、ではそれをどう直すか、と、今問われても困る。人生を支配する要因は決して一つではないし、自分の都合だけで物事は決まらない。時として、自分にとって都合の悪いときに、その他一切の都合がうまく合うときもある。

天に任せる生き方でないと、なかなか効率よくは生きられない。

・・・・・・・

テーマは違うが、本件へのやりとりをかいつまんで説明する。

Q 「求人に応募しても、なかなか面接までに至らない。一生懸命やる気があるのにチャンスをくれる人がない。このまま失敗が続くと、断られるのが怖くてうつ病になりそう」

A 「とりあえず、配達のアルバイトでも探しなさい。土地勘が養われるし、色々な商売の裏側を覗けて商売の勉強になります。今すぐ良い仕事に就こうとするから難しいのであって、この機会に社会勉強を積むならいずれ良い仕事が見つかります。いきなり良い仕事を求めるのではなく、今、ここで色々な経験を積むことで近い将来、より良い仕事につけるようにと努力と工夫をすることです。大きな一歩を目指さすから、動けなくて苦しいのです。小さくても一歩を進めなさい」

…… 種も蒔かずに刈り取るのは摂理に反します。

・・・・・・・

 オフ会の参加者に繰り返しいうことは、「結果をあわてないこと」……そして、時折寄せられる質問に対する回答も又、「あわててはいけません」だ。こういう注意ばかりでは、彼・彼女も内心で「うつ病になりそうだ」、等と思っているだろう。

 いや、もちろん責めているのではない。

 「尊敬しろ!」と、言われても尊敬できないように、「我慢しろ、焦るな」といわれて、「ハイ、そうですか」と心をなだめられるのならば、それは物凄いことだ。それが出来るなら、私などに精神統一の指導を受ける意味がない。むしろ私が指導を受けるべきだろう。

 すると、「こういう時のための精神統一ですよね!」……と切り替えされる。なるほどそういう内容の霊界通信もあるが、その発想は「霊学」的だ。生きている人間には、肉体的な要素がとても大きな影響を持っている。心の働きだけで心を止めることはまず不可能だ。だからむしろ、軽くスポーツをし、風呂に入り、一時間で良いから寝る方がよほど心が落ち着く。

 真の心霊学に至るためには、霊の前に心、そして心と密接な関係にある「肉体」の心に与える影響をよく知る必要がある。

 焦りの衝動は、物理的な限界と寿命を持つ肉体がもたらすものだ。従って、生きている人か、低級霊しか焦りはしない。いわば焦りに従うことは低級霊に迎合するのに等しいのだ。焦るときほど冷静に過ごす努力は、実は物凄い除霊効果がある。

 いささかやっかいなことに、物事が霊界の助けを得て順調に流れ出すのは、焦りの感情で人をそそのかす低級霊が去った後なのだ。

 だから、守護霊や高級祖霊からの通信を中継する霊媒は、繰り返し「あせるな!」という。だが、下手にその理由をいうと、低級霊がムキになって居座るから、「それが一番の低級霊除霊法なのです」とは言わない。……いや、私がバラしたが。

 従って、これを読んだ人は、その対策を心がけなければいけない。

 ……自分が後回しされるのは、残り物に福があるからだ。「どうぞお先に」の気持ちを大切にしよう。

 ……自分が焦るのは、心が下を向いているからだ。私は理想と真実に目を向けよう。

 ……信じても辛いのは、方法を間違えているからかも知れない。自分のやり方を反省してみよう。

・・・・・・・

 いずれにしても、この世界はたいした出来映えじゃない。といって、文句だけで是正させられるほど、人は立派な存在じゃない。足りない分は、工夫と努力で補うしかない。

 最後に笑うのは、出来る努力をした者であって、不平不満で時間を潰した奴らじゃない。

 あわてるな! ちょっと工夫すればもっと幸せになれるさ。


お知らせBy老神いさお。

・スマートホン
iPhone/Androidで閲覧時に、最適化したページが表示出来るようになりました。よろしければ、ご感想をお寄せ下さい。

・サイト再構築中
移行途中のデータが時折、トップページに掲載されますが、編集作業の都合ですので、今しばらくご容赦ください。旧作については、本文右上に日付が記載されます。

・ページ更新
 現在:1021㌻
 復旧予定: 残り480㌻位・・・

老研カレンダー
5月 2005
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031EC
6月 2005
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930EC
老研イベントリスト
サブ・サイト