退屈だ!!
2005/05/22Q 「小嬰さん、助けて! とても退屈です!!」
1, まずは礼儀を正しなさい。ここでいう礼儀とは姿勢や儀礼の事ではありません。心のあり方のことです。他を侮蔑せず、他を恐れず、真心で接することです。
人は恐れるから他を攻撃し、他を無視し、他を憎みます。……あなたが真の勇気を心に抱いているなら、自ずとあなたは礼儀正しくするはずです。
2, そして信じることです。あなたは幸せになるため、向上するためにこの世に生まれてきた。だから、今あなたが心を悩ませるものも、そして報われぬ努力も、あなたが気がつかぬだけで、実は真の意義が潜んでいるのだと信じることです。
もしかしたら……何の意義もないかも知れません。ですが、意義無くとも誠意を尽すあなたの行為に意義が生じてきます。
信じることです。自分のみではなく、神仏天に頼るのでもなく、自分の持って生まれた宿命を信じることです。
3, さらには、待つことです。待つことが辛いからこそ、退屈と叫ぶのでしょう。ですが、それは待ち方が下手なのです。…… 待つことに自信があるなら、退屈するより期待します。退屈するのは期待を忘れているからなのです。それはつまり、心の姿勢がだらけているということでもあります。
私が申し上げたいのは心の姿勢の美しさです。むろん、心の有様は人の眼には見えません。しかし、心の姿勢の乱れは、あなたの心に直ちに反映されます。
あなたが恐れ、憎み、妬むとき、また、退屈や不満を感じるとき、あなたはその理由を自分以外の他の誰かの所為《せい》にし、それを責めて心を安らげようとします。
それは礼儀正しくないばかりか、卑怯ですらあります。
卑怯の証を肉体に見出すのは難しい……しかし、死後の世界では卑怯の証は当たり前に見えるものです。
常に礼儀正しくありなさい。出来る限り礼儀正しくありなさい。……形だけでなく、心のあり方の中に正しさを身につけなさい。そうすれば、あなたも礼儀正しく扱われ、そこに興味の尽きぬ関心が生じます。
2005-05-22