「楽」「苦」「怠惰」
2005/04/232005年 04月 23日
楽
楽を求めるものは多い。だが楽というのは楽しむの意味を持つ。手抜き仕事は「楽」とはいわぬ。
苦
過去が今を作り、今が明日を作るのである。苦を一瞬の今と思うところに過ちがある。それは過去が生みだしたものであり、未来の苦は今が生み出すものである。
今現在の苦を避けることばかり考え、明日の苦を取除くことを忘れる。人はそうして苦しみの中に溺れ続ける。
怠惰
怠けることの何が悪いのか? 因果応報、その報いは自分にかかるのではないか。だが、遅れれば人に迷惑を掛けるし、人が先を行けば妬みもする。今現在の楽を追いかけ、明日の苦を作り、明日の苦を作りながら、苦労のなさに安堵する。その視野の狭さこそが、怠惰の害である。
怠惰の善し悪しに問題があるのではない。先が読めないことの不幸がそこにあるのだ。