‘2005/01/04’ カテゴリーのアーカイブ

貧乏人根性

2005/01/04

2005年 01月 03日


新年早々、辛気くさい話で恐縮ですが……実は年末に取った話題です。いや、年末に公開した方がさらに辛気くさく思えることでしょう。

・・・・・・・

暮れの忙しさにあたふたしているある時、すれ違った車に深いな思いをしたある瞬間、

『まったく、ああいうのを貧乏人根性と呼ぶのだ』……と霊聴が聞こえました。取り敢えず帰宅するまで待って改めて書き留めました。

……では、どういうのを貧乏人根性と呼ぶのですか?

『贅沢が出来ぬ性質《たち》、のんびり出来ぬ人を指して貧乏性と呼ぶが、これは字とは異なり恥じるべき事ではない。むしろ美徳である。まして人は往々、貧乏性の人に頼り切るではないか。愛されることであるし、勤勉さがあれば正しく蓄財し、いずれは富も人望も集められよう。

『対して、貧乏人根性というのは、貧乏が似合う人、貧乏になるべき人の心根・根性を言う。これはとても醜い心を指すのだ。

『頭を使うべき時にくだらぬ事にうつつを抜かし、努力するべき時に愚痴をこぼし、助言を受けている時に不信に囚われ、幸せになりたいと言いながら、幸せの意味を知らない。勉強するといえば役に立たぬ事ばかり。ものの価値も知らずにミソ糞で、くだらぬ事に大金を払い、大切なものに金を惜しむ。たいそうな夢を抱いてはいるが、実現するのに人を頼って、人任せ。そのくせ礼儀知らずで品もない。

『そもそも人には分相応というものがある。人品卑しくとも金持ちに離れるが、人品卑しければ金を得ても尊敬は受けない。ところが、貧しくとも品が良ければ人から尊敬されていくものだ。まして人間的な魅力も持たずに、どうして人が自分のために働いてくれると思うのだろうか? ……そういう虫の良いことを考えているから、有能な人から嫌われ、くだらぬ人から利用されていく。

『貧乏人な性格を貧乏人根性と呼ばれるのではなくになるのではなく、貧乏になるべき人だから貧乏人根性と呼ばれる。……つまり直すべき事は別にあるが、根性は容易に変えられぬ。』

……つまり愚痴?

『いや、お前の愚痴に迎合して見せただけだ』

……ま、たしかに。

『船底に穴が開いていたら、水を掻き出すよりも先に栓をすることだ。栓をせずに、大騒ぎしていたらそのうち船は沈むだろう。騒いで命は助かっても船は沈む。船が沈めば残るのは世話の掛る役立たずだけ……この仕組みが分からずにジタバタあがいているからいつまでたっても幸せになれん。助かろうとして不幸になる。幸せになるためには何が必要なのかがさっぱり分からん、分かるはずもない。何せ、幸せが何かも知らんのだから。

『欲を追い掛け、見栄を張って、利口ぶる。これが人間の業で、善し悪しなんぞ程度の問題に過ぎん。愚かであることを知って恥じるものも、愚かであることから目を背けるのも救いようのない大バカ、バカなりに努力をしたバカ者だけが幸せの糸口を掴むし救いようもある。

『どりゃ、そなたもさっさと休んで、明日みっちりと働け、どうせバカでも、救いのあるバカなら、朝日に何か感じようぞ。』

……はいはい。


お知らせBy老神いさお。

・スマートホン
iPhone/Androidで閲覧時に、最適化したページが表示出来るようになりました。よろしければ、ご感想をお寄せ下さい。

・サイト再構築中
移行途中のデータが時折、トップページに掲載されますが、編集作業の都合ですので、今しばらくご容赦ください。旧作については、本文右上に日付が記載されます。

・ページ更新
 現在:1021㌻
 復旧予定: 残り480㌻位・・・

老研カレンダー
1月 2005
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31EC
2月 2005
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28EC
老研イベントリスト
サブ・サイト