‘2004/11/24’ カテゴリーのアーカイブ

不自然な常識

2004/11/24

2004年 11月 23日


不自然な行為は長続きするはずがありません。いや、それが命取りになるかも知れません。

ある人が、勤め先での苦労を友人に語った所、「辞めたらいい」と、助言されたとか。当人曰く、

「自分にはたくさん足らないところがあり、こんな中でも頑張る必要があるんじゃないか? と、思っていましたが?」

とのことですが、こういう発想を私は古典的倫理観と見なしています。……むろん本音ではありません。 封建制度的倫理観という呼称は、実は今、思いついたもので、要するに本音を言えばぼろくそに非難したい所なのです。

確かに心霊思想は、魂の向上というテーマを第一に考えます。

しかし……何が足りず、どう頑張ればよいのか把握しているのでしょうか?

頑張る理由や手段を見いだせないのに頑張るのは、試験範囲も知らずに試験勉強するのと同じです。試験対策の為だけの勉強も人生に於いては不毛ですが、少なくとも努力の果てに合格は期待できます。しかし、あてもなく勉強するのは、勉強そのものに意義はあっても、砂地に水をまいて米を育てるような不毛さがあります。本当にそれで実るのでしょうか???

そもそも苦しみが耐えない人は、努力を間違えている人です。逆境の中で、自分の至らなさを心配し、なんとか努力したいという心掛けは立派です。いえ、本当にそう思うのです。なにしろ、霊媒が辟易するのは、自分の未熟さを棚に上げて不運を嘆く人々なのですから、外/他が悪くても自分が悪いと反省してくれる方はもう、本当に大歓迎なのです。これで私がニセ霊媒なら……未熟であることは否定しないが、ニセといわれると反発する……ぜひ、騙して全財産を巻き上げてあげたいぐらいに、有難たい存在です。がしかし……

そもそも、苦しみが絶えない人は、努力の方法を間違えている人です。そして、苦しみが耐えがたい人は努力の意義に気がついていない人なのです。考えても見てください。何もすることがなかったら……今、くたびれ果てている人々にとって何もすることがないというのは、理想的であることでしょうが、本来はとても退屈だし、居辛いものなのです。むしろ、苦労は生き甲斐であり、楽しみであるのが順調に生きている人の価値観で、苦労を楽しむ人と耐え難い人との最大の相違は、乗り越えた先に得られるものが見えているか居ないかの違いなのです。

……見えていないのに耐えようとするのは、限りなく無理無駄です。いや、分不相応という表現の方がしっくりとするかも知れません。でもねぇ……

学校の勉強の意義が見えない子供達に対して、親や教師達は、信じて学びつづけることを助言するでしょう。しかし、それは学校だからいえることです、何しろ学校とは意義有ることを学ぶ場なのですから、無駄になるようでは困ります。が、実社会はどうでしょうか? どうも、タガのはずれた大人達が無意味な努力に往々夢中になっているのを眼にします。

努力や忍耐は確かに必要だと思うのです。なにしろ春に蒔いた種が、芽吹き、収穫できるまでには手間もヒマもかかるものですから……でも、努力の方向性を間違えては幸せの芽の出るはずが不幸の芽が出かねませんし、忍耐強く待っていては、あやまちが取り返しがつかなくなるまで大きく生長してしまうでしょう。

不自然な常識に従うべきではありません。 正しい努力、必要な忍耐は当然のことですが、無為な努力も、思慮の伴わぬ忍耐も、往々人の苦悩を増やすだけのことなのですから。

無理は続きません。無理はよい結果をもたらしません。……あせりは禁物だし、舐めてかかってもいけないのです。


お知らせBy老神いさお。

・スマートホン
iPhone/Androidで閲覧時に、最適化したページが表示出来るようになりました。よろしければ、ご感想をお寄せ下さい。

・サイト再構築中
移行途中のデータが時折、トップページに掲載されますが、編集作業の都合ですので、今しばらくご容赦ください。旧作については、本文右上に日付が記載されます。

・ページ更新
 現在:1056㌻
 復旧予定: 残り480㌻位・・・

老研カレンダー
11月 2004
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930EC
12月 2004
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031EC
老研イベントリスト
  • No events.
みにみにぶろぐ
  • ・原発全廃
  • ・その後悔の帳尻が合う生き方をしているか?
  • ・我が国だけが原子力を全廃しても、隣国が原子力発電を推進すれば、危険性は無くならない。
  • ・生きるとは生むことである。
  • ・いろいろなる不平不満はあるだろう。だが人は歩んでいる。
  • ・与えられる事を当たり前に思っている者が飢える。
  • ・なぜ、争うのだろう? 事態はただ現実への妥協を求めているだけなのに。
  • ・ 見せられると信じたくなる
  • ・豊かな者は足りぬものに気が付かず、知りたる者は、知らざることに気が付かぬ。……
  • ・ 心に不満が生じるのは、あなたが焦っている証。もう少しゆっくりと生きなさい。

More »

サイト内検索
アーカイブ
サブ・サイト