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偏見癖

2004/10/03

2004年 10月 02日


 教会に宿れる霊

 先日、たまたま教会の前を歩いていたら、フッと屋根の十字架に目がとまった。輝いているのである。……霊視的に。
 目を留め、足も止めた私の心に、声が響く、

『汝、我が前にひれ伏せ!!』

 言葉にすれば大袈裟……おう!、まさに大袈裟、宗教家的な誇張のほどが多分に含まれた論法なのだろう。その真意といえば、 「神の摂理に従い生きなさい」という程度のことで、十字架に励行を宿らせし、ローカル天使様に隷属していきろというのではない。

 再び歩き始めた私は思う。「霊光の強さは明らかだけれど、真理とは何とまあ言葉にすれば陳腐であるのか。そして霊達の言わんとすることは、何とまあ虚ろなのだろう。」 ……いや、「虚ろ」という評価は少々意地が悪過ぎる。人はその関心のあることだけに関心が向くのだ。だが、とにかくその時は、その教会に宿っていた霊魂の言葉に耳を傾けたい気分ではなかった。関心がなかった。というより侮ってさえいた。

 これが私の悪い癖か……というより、心霊のなんたるかを理解していない所なのだろう。どうにも娑婆っ気が(つまり地上的習性が)抜けない。気がついたのは、それを書き始めた今なのだから。

 言葉は糸口に過ぎない――肝腎なのは霊光の色と強さであって、言葉なのではない。

 鐘は撞き方次第――質問次第で答えは変わる。

 中を吟味することなく、糸口に触れただけでつまらぬと切り捨てては価値のある者は見つかりません。つまり、私は、チャンスを逃したのです。まあ多分……いずれかの日に、再び意念を交わせる時が来るのでしょうが。

 

 浮遊霊は低級霊?

 友人に霊がつきまとっている――という話をすると、あちこちから、「自分のことでは?」と心配して問い合わせが来るが勘弁して欲しい。この件については当人は了解済みです。

 さて、話題は別に、この浮遊霊を悪者にしたいわけではありません。この友人、子供の頃に、一人でおしゃべりをする癖があり、その頃に、見えざる話し相手となったらしいのです。で、別段悪さをするわけでなく、むしろ、この友人を大事にしている霊です。もっとも、心霊に関心がある友人の背後にいれば、多少は近代の心霊知識にも触れて、いつまでも、人の背後をうろついていることを恥じる様子も見えます。だから……私には、「出ていく」と空約束をして……出ていかない。

 まあ、そんなことはすっかり忘れていたのです。何しろ、守護霊達が心配していないのですから、私が騒ぐ話ではありません。むしろ、この霊がいるから、それ以上に悪い霊が入らないという効用もあります。

……ここまでは伏線です。

 先日、別な友人から、咳が止らぬとのメールが舞い込みました。医者も原因不明と匙を投げたとかで、医者が見捨てたならば、霊媒が大手をふるって手を出せます。しばし精神統一をしたところ、「面倒を見よ!」と聞こえます。で、必要な処置はといえば、因縁霊を引き離すこと……実際には過労を取り除かなければうまくは行きませんが――まあ、その時はただ、因縁霊をどう引き離すかを考えていたのです。

 その時、私の脳裏に浮かんだアイデアは、「彼女(霊)に頼もう!」というものでした。いえ何もこれは私の思いつきとは考えておりません。そもそも、創造性というのはインスピレーション――すなわち霊感なのです。私の自我と不可分の霊、その霊からの入れ知恵と思って良いのですが、まあそういう区別が必要なのは心霊研究上の事に過ぎません。実用上は全く私のアイデアと思って良いのですから。

 ではなぜ、浮遊霊……まともに霊界入りしない霊に「因縁霊の引き離し」(以後、除霊と略す)を頼むのかというと、どうも、世間一般が、除霊と聞くと、強い霊力で無理に引き離す的なイメージがあるのでしょうが、頭に血の上りやすいよほどの愚かな霊でなければ、守護霊やら竜神やらが駆けつけた所で、潜んでしまうのが当たり前。まして、因縁霊というのは悪意によって害をなすというより、親切心が迷惑を及ぼしているのですから、なまじ高級霊などが解決にあたろうとすると相手を潜ませて帰って解決が遅くなるのです。……子供のケンカに親が出ると拗れる場合もあるということです。

 それならばむしろ、変に霊界かぶれしていない霊に、間に入ってもらった方が穏便に解決する可能性があります。で、どうもこちらは図星の様子。対話の環境が整ったようです。

 そして、……頼んだ結果はどうだったのか?――実は微妙な問題です。

 咳の止らなかった友人は、若干、楽になったようですが、原因は霊的なものばかりではなく、除霊で疲労は抜けません。まして、この除霊計画の一端ではしなくも彼女(人)の業《カルマ》も見えてきました。というわけで、結論は先送りとなります。

 しかし、……私は詩情に感興も催さず、抽象的・哲学的な問題に取り組むことがむしろ好きな方ですから、死んだら迷わずに、肉体、幽体を脱ぎ捨て、地上と縁を切ってあちこちと遊び歩く気でいるわけですが、そういう死後のあり方だけが、霊魂の目指すべき道ではないのだな……と、ようやく気がついた気が致します。

 英国では幽霊屋敷が多いと申しますが、それは別段、英国人の霊格が低いというのではなく、単に地上の文物やら縁やらを大切にする霊が多いだけかも知れません。考えてみれば、日本の霊達が地上で大人しいのは、年二回に実家に帰る権利があるからかも知れません。……その事は、実は私のホームページに付属する掲示板に、通称、裏・表があるのと同様。日本とは、本当に裏表、本音と建前がある国、いや無ければ成立しない国なのかも知れませんね。


 ところで、以前、師匠、姉弟子らと伊豆に遊びに出掛けた時のことです。急に姉弟子の一人が風邪を引き、咳が止らず、熱が出て……あげく、案山子なるハンドルネームを頂いたりもしたのですが……その時、「ああ、ここをこうしてこうすれば咳が止るな」と感じて、師匠に意見を求めたのです。

 ……脱線するなら、私の主催するオフ会に参加しながら、私に隠れて、エセ霊査(明白に自ら、霊査と言ったわけではない)を取った参加者がいて、以後の参加を断った経緯がありますが……

 この伊豆旅行は、師匠がいるから集まったメンバーなのです。誰も私の霊査を聞きたいわけではなく、反対に、私が間違ったことを言ったにせよ、その事に対する師匠のコメントは皆にとって関心の的であるわけです。ですから、何かを感じたならば、まず、師匠にお伺いを立て、場合によっては補足、修正を頂くことが大切な自分の勉強となるわけですが、この時ばかりは全否定されてしまいました。

 その理由は……

疲れたのは休まなければ癒えるはずもない!!

 技巧は、本格的な解決策にはなり得ないのです。ああ、なるほどな、と思いました。いえ、単純に割り切れたわけではありません。いかに休むことが大事とはいえ、皆で休暇を楽しむために旅行していたのです。一人姉弟子が過労で寝ては、皆もそれに付き合い、休暇が無駄になってしまいます。この姉弟子にしてみれば、具合の悪さよりもバツの悪さの方がよほど辛かったと思えるのです。だから何とか技巧で済ませたかったのですが……叱られました。

 でもよく考えてみると、この件から既に四年は経過していますが、どうも私は、その場の取り繕い的な技巧で、事態を後回しにすることをよくやります。会社にあってはそういう技工も必要では……と思えるのですが、背後の霊達はあまり気持ちよく思っていない様子。しっかりと内観・反省する必要を感じました。

 ところで、「この時ばかり」というのは、何も自分のプライドをかばわんとする技巧ではありません。実はその先年、この姉弟子が腰痛で苦しんでいた時、やはり、師匠にお伺いを立てて見た所、「ぜひおやりなさい」といわれて、やった治療が大当たり、腰痛を治してずいぶんと喜ばれた経緯があります。しかもこの時は、単に腰痛が問題なのではなく、当人ではいかんともしがたい因縁騒ぎがあって、その対処も適切だったために、私も気持ちよくその成果を誇りに思えたのでした。この件は、実は三年間にわたって様々な影響を、私と姉弟子に与えました。これぞ心霊の面白さ……公言出来ないふがいなさでもあるのですが、やはり大切なのは、一事が万事、一つの手で解決することはなく、やはり、その場その場で、様々な条件を鑑みて、対応策を打つことが大切だということですね。最初から決めつけて行動することはいけないわけです。


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