恥知らずに騙される?
2004/09/2504年 09月 25日
本日は何件か書店を回ったが、魔法の~とか、楽して~等というタイトルの本がかなり目につく。かつての心霊相談にも、なにやら依存的な相談が多くて匙を投げた経緯もある。……この問題をどう考えるべきか、そう思っていた所に声が聞こえた。
『人が担げる荷物は限りがある。重たければ誰かにすがらねばなるまいさ。だがな、人は無理、無駄な生き方を続け、役に立たぬものを抱えて放さず、それでいながら、人生の大事を他に頼り、呪いやらインチキやらに手を染める。なにやら棄てる物を間違えてはないか?
『両手に一杯荷物をぶら下げて、それでいながら欲しいものに手が出ないと喚いている。呪いやインチキやら、助っ人やらを捜すよりも、手荷物を整理して、せめて片手を開けて生きられるようになるのが先決だろう。両手が塞がったままならば、転びもするし、立つのにもこまる。大切なのは、「楽に欲を満たす方法」ではなく、「どんな欲でも追い掛けられる自由と気力」の筈だろう。不健康だから、欲に負け、負けても手放せぬから欲に騙され、欲に目がくらんでいるから恥知らずに騙される。容易に手にはいるのは所詮それだけの価値しかないのだ。楽して手に入る等というのは、要するにまがい物を売りつけられているだけだ。
『まあ、そんなつまらぬ事さえ気がつかぬ輩は抛っておけ、努力だけではどうにもならぬ試練があるのが人生だ、人を案じるゆとりがあるなら、それを無駄にすることなく明日に備えよ。』
……まあ、……まあ、釈然としないが、……まあ、いいか。