03年5月
2003/03/02以下に紹介するのは、精神統一の練習中に得た、参加者・個人あての代表的な霊査です。当然、対象となる相手によって正反対の霊査も出てくる事でしょう。 以下に紹介するのは、精神統一の練習中に得た、参加者・個人あての代表的な霊査です。当然、対象となる相手によって正反対の霊査も出てくる事でしょう。
霊査事例1
お墓からおばけがぬ~と出る姿が見えた後……
「想《おも》いとは理《ことわり》で無く情にあらずして」と聞こえました。
ご家族の、お墓の価値観が皆バラバラなようですが、理屈で割り切れるものでもないし、情を持ち込んでもお化けが出てしまいます。割り切れないものなのです。世間体もあるしさ~ぐらいのところで合意しておくのがよいでしょう。
霊査事例2
「子を思う心はだれもおなじうて……うばいあわず」
どちらがより子供を愛しているか、なんて、そんな理由で喧嘩はせぬ事です。
誰も皆、その人なりに出来る限り、子供を愛しているのですから。その出来る限りに差があるのは致し方のないことです。でも、相手の愛し方が悪いというなら、それは相手の全人格の否定に繋がります。
霊査事例3
「よきことと思えばこそと、引きこもる」
「我一筋の光あたえん」
引き籠もり者に接しても、現実から逃げているなどと思わぬ事です。相手には相手の精一杯の判断が働いているもの。それ以上を強要したって、無い袖は振れないのですから。
人智を越えたことは人智を越えた相手にゆだね、任せるしかないでしょう。周囲がいくら思い悩んだところで誰が楽になるわけでもありませんしね。
霊査事例4
「出会いとは一期一会にあらずして、目を見開けば、それが出会いぞ」
あなたは、どのような出会いが自分を幸せにするかを未だに知りません。ですから、あなたを幸せにする人と巡り会ったとしてもあなたはその魅力に気づくことがないでしょう。
今のあなたが、運命的な出会いを感じる相手は、運命は運命でも自分の因縁を解消させる相手、すなわち、魂を磨く試練をもたらす相手だけです。今のうちにしっかり磨きましょう。涙を流すよりも汗を流す方が幸せですよ。
霊査事例5
「希望の職業は、需要が少ないので今は望みようもない」
霊査事例6
「仕事は好き嫌いで判断しないこと、今は時期が悪く、不向きな仕事としか出会えないのです。あなたが悪いのではなく、時期が悪いのです。」
霊査事例7
「心配の種は尽きまじ、されど心配の種では誰も養えぬ」……ただ無事を祈れ。
質疑
Q 「最近仕事への情熱が消えつつあるのだけど……」
今日のテーマは、身体の心に及ぼす影響についてでした。腹が減ればイライラするのを見れば分かるように、人は身体の影響をとても強く感じるものです。特に性衝動というのは複雑でとても大きな影響力を持ち、青年期の名誉欲や、仕事への情熱などは、その大半が性衝動の影響下にあるものです。
ですから、その背景に、異性の歓心を買いたいという欲求が潜んでいる情熱などは年齢と共に薄れていくわけですが、そもそもそういう情熱というのは当人が空騒ぎしているだけで、周囲が評価するようなたぐいの結果はあまりもたらさないものです。
人々の共感を得られる仕事をするのは、肉体起源の情熱ではなく、霊的起源の情熱なのです。その二つを混同しているから、情熱が薄れた気がしているのです。あなたが体験している違和感は、純粋な情熱に重点を移しつつある事から生まれてくるのです。
なお、世の中には、劣等感を紛らわせるために他人に対して攻撃的になる人がいます。その手の情熱は年齢と衰え行く身体的要素を補うために、精神的にますますねじれていくものです。あなたの場合は心配ありませんが。