‘時事(その当時の)’ カテゴリーのアーカイブ

平和祈念

2012/08/14

私事、毎年、旧盆の頃は身体が重くて仕方がない。

あちら(隠世・死後)では、いろいろ言いたいことが多いようだが、私の浮世の仕事は今頃がハイシーズン。忙しい。気が散る。能率が悪くて気が焦る・・・という悪循環が例年のこととなる。・・・定年まで待ってもらいたいものだ。

ぼやくのはここまで。

八月は・・・日本では・・・平和を祈念するイベントが多い月でもある。人が神仏、もしくは祖霊に世界平和を祈念するのは無論、悪いことではない。

で・・・も・・・。

あちらから、祖霊・・・祖先の霊たちが、私たち相手に祈念していることに気づいているだろうか?

親族・家族仲良く、喧嘩せず・・・

戦争を嫌う人はとても多いが、諍いを止められない人も多い。

小さな火種をそのままに・・・(いや、息を吹きかける人までいて)・・・火事が起きないとでも?

 

とはいえ、諍いというのは、相手がいて出来るもの。または、相手がいるから出来るもの。

というか。・・・人が向上を目指すなら、競わざるを得ないし、競い合うのも熱が上がれば諍いに発展しなくもない。

ある程度の諍いは仕方がないことなのだろうが・・・

業で身がすくむ

2007/04/01

2007年04月01日


原子力発電に関する番組(ガリレオチャンネル)を見た。―― 番組・コメンテーターのいうほど、原子力にメリットがあるのか、デメリットは少ないのか、という疑問はさておき、原子力エネルギーの利用を難しくしているのは、一般大衆を覆う生理的恐怖感であると思う。……恐怖が議論を歪めている。

確かに必要性はあるのだろう。そして、知られている以上に危険性もあるのではないか。だが、これは心霊研究に関心のある者ならば、よくわかることと思う。……関心があり、恐怖感があれば、怪談が生じる。そして迷信も。

恐怖感を煽らぬようにするため、情報を隠す。隠すから安全が疎かになる。……原子力発電所の記録偽造問題はかくも問題視されるが、私は、水力や火力発電所の記録偽造問題がニュースとなったことを目にしたことがない。

これは恐るべき問題だと思う。記録偽造がではない。かくも重大な問題が、きちんとした議論が出来なくなっていることがだ。……反対するのも国民の義務ではある。だが、原子力の危険性を研究しているのは誰であるのか。当然、原子力の研究家であり、その二次情報を基本にしていることだろう。だが公式情報の分析だけで本当に危険性が理解できるのか。そして原子力は設置反対を理由に、設備や資金面で充分な研究ができるのか? 賛成論者から情報を依存しているのに、情報操作の心配性がないといういのだろうか?

知らずに怖がる……恐怖も又、人類を存続させてきた要素の一つだろう。だが、知らなければ逃げることしか出来ず、逃げても逃げ切れるとは限らない。

そもそも、原子力の必然はどこから生じたのか? ……二酸化炭素の増加と化石エネルギーの枯渇という障害と、さらに多くのエネルギーの必要性である。 端的にいえば、豊かさの代償、豊かさを捨てる覚悟なくして原子力から逃げることが出来るのか?

さらにいえば、我が国だけが原子力を全廃しても、隣国が原子力発電を推進すれば、危険性は無くならない。つまりグローバルな視点で原子力を論じなければならないわけだが、他者に「豊かさを追い掛けるな」と価値観を押しつけることが道義的に出来るのだろうか? ……太平洋戦争での侵略者である我が国が?

恐怖心は、決して無駄ではないと思う。だが、理性を捨てるほど恐怖心が大切とも思えない。いや、獣や盗賊、災害などの眼前の障害から逃げれば良かった時代ならば、恐怖心が人を救ったかも知れない。だが、事情があまりに複雑になった現代において、恐怖心はむしろ、危険性の巣となってはいないか?

拡げて考えるなら、平和運動・戦争の反対も、むろん正しいと思う。だが、戦争が恐いから、飢餓が嫌だから、という理由で反対するのはやはり議論を成り立たせないのではないか。恐怖に支配された戦争反対論では、国外の戦争を放置し、飢餓を放置することにならないか。資源の輸入が発展途上国の利権争い、ひいては内乱を助長しているかも知れないのに。……もしも資源国が平和で安定し、結束して値段をつり上げたとしたら、日本はかくも豊かでいられたのだろうか?

恐怖心が危険を疎かにし、豊かさの追求が苦悩を有む。そして一番素直な解決策は豊かさの放棄である。……現代社会において、様々な技術の産物を、恐怖を理由に放棄せよというのであれば、そもそもなぜ豊かさを追求したりしたのだろう? それこそが全ての苦しみの源だろうに。

今さら後戻りできないのに、前に進むことに躊躇する。どちらにもリスクはあるのに。……それが人間であるとすれば、心霊思想が輝かしい未来を提示しつつ、人々の妬みや怠惰な心さえも克服できないのも、実に同様の理由であろう。


あれは八岐大蛇だ。

2007/02/22

2007年02月22日


 心霊研究会発足後の浅野和三郎氏の大本教批判は熾烈だ。が、太平洋戦争中の空襲被害や物資欠乏、さらには広島・長崎の原爆被害を知ってもなお、その筆は変らずにいるだろうか。興味のあるところだ。なるほど出口直氏のお筆先の表現は拙かったかも知れない。だが、その誠意が注がれている先を浅野氏が見通していたとは到底、言い得ないとおもう。

 大本教批判も、大本教擁護も、私の念頭にはなく、あえてこの話題は、霊界通信の奥の深さを指摘するに留める。高度な用語を多量に駆使しているからといって、その意図が高尚とは限らないし、幼稚な表現の短文が、えてして的確に真相を言表わしている場合もある。

……さて、結論からいえば、以下に紹介するのは、別段、高尚・高度な内容を紹介しようというのではなく、童話的表現だからといって看過してはいけないということである。


 テレビの報道番組で、中国の話題が取上げられていた。見ている私の霊耳に、かく聞えた。

『かの国等は「八岐大蛇」だ。信用ならぬ』

……いやぁ、古事記・日本書紀ですか?

『そうではない。一つに見えるが、顔・頭が沢山ある。つまり、誰と交渉して良いかが見えない国だ、ということだ。

『すべてがそうだとはいわぬが……ある頭と仲良くなっても、他の頭から狙われる。他の頭とも仲良くしようとすると、仲が良かった頭からも狙われる。全体の論理よりも派閥の論理が優先し、担当者が変れば方針も変る。

『交渉で相手の考えを変えようとしても、他の頭が邪魔をしてうまく行かない。何しろ、派閥抗争に忙しくて、対外的な妥協が出来ずにいるのだから、本質的に交渉の余地はない。かような状況では、相手に理性を求めるのは難しく、ただ、先方の内情が流れ着くままを受入れるしかあるまい。

『そういう内情を抱えていることを指して、「八岐大蛇」に例えたのである。いくら霊界の住人だといって、生きた八岐大蛇を見た事はなく、無意味にその名を使うこともない』

……なるほど、八つの頭、というより、たくさんの頭、一つ一つの頭にはそれなりに理知的な理由があるのだろうけれど、全体としてみると野獣の本能的な反応しかできない、ということ?

『軍事開発(衛星迎撃)が国際的批判の対象、それも軍事的脅威が問題ではなく、環境破壊が問題視されるなど、ナンセンスとしか言いようがない。国威を掲揚しているのだか、卑しめているのか。国を守っているのだか、食いつぶしているのだか……』

……かつての日本も、陸軍は中国と、海軍は米国と戦争を始めて、結局は負けたわけだけど……

『三人寄れば文殊の知恵、とは、助け合ってこその話である。意志の統一がうまく行かなければ、船頭多くして船山に上る、であろう。葛藤は自滅の第一歩だ。そして、葛藤は古今東西ありふれた事である。』

……ところで、北朝鮮の行動なども、八岐大蛇なのだろうか?

『あれは、虎の背に乗る、というべきだ。小心であるほど、一度走り出した席から降りる事も出来ない。皆おびえながら威張っている……相手がおびえている事に気がつかずに迎合する者もいる』


受売りする機械

2007/01/30

2007年01月30日


『柳沢厚生労働大臣が「女性は子どもを産む機械」と発言』という、ニュースを聞いて、「おやまあ、女性の人権を守るべき厚生労働大臣が?」との印象を受けた。あまりにも杜撰すぎてむしろ興味が湧かなかった。その後、野党がこぞって辞任要求を始めるのは、ただの足引き合戦とも受け取れるわけだが、ヘッドラインだけでなく、ちゃんとニュースを読むと当然のことながらなかなか事情は深い。

柳沢大臣のいわんとすることは、女性の人権がテーマではなく、人口統計の話題だ。発言全文は知らないので、以下は私の好意的解釈であるが、「老齢化が進めば相対的に出産可能な女性の数も減る。だから女性にがんばってもらいたい」ということなのだろう。表現はともかく、発言の趣旨には女性蔑視の意図はあるまい。ましては講演後に発言を訂正したのではなく、講演中に訂正したのであるから、「機械扱い」を非難するのは「言葉狩り」にも思える。それゆえに安倍首相も辞任の必要はないと庇うのであろう。

さらにいえば、この発言には、技術系分野で多用される「ブラックボックス」解決法が見てとれる。その機械の仕組みはわからなくても、働きがわかれば使うことが出来る、というわけだ。

「女性それぞれの都合や境遇をとりあえず棚上げして、出産問題に絞るなら……」という趣旨なのだろう。ならばなおのこと、女性蔑視の意図どころか、そもそも女性を論じているのではない。完全に出産率の向上の話をしているのである。……むろん、女性の権利を抜きにして出産率の話をしようとするのも十分に問題だが。と同時に、もう一つの仕組も見て取れる。人間性を無視してただ統計的な数字の操作をしている官僚等の受売りをしていただけではないか? だとしたら、善悪の問題でなく、可不可の問題になる。つまり、官僚の受売りをするだけの機械なんていらない。公的機関の仕組に血肉を通わせ、愛情を持って国民に接することも大臣の仕事であろう。

対して、野党や報道関係の批判には機械扱いを対象とした言葉狩り、つまり感情論じみたものも多いが、民主党や国民新党の非難は、いい線をついているとおもう。

「女性に出産努力を求めるのではなく、女性が子供を産みたくなる環境を作るべきが、厚生労働省の仕事だ。」……という趣旨の批判も、柳沢大臣の発言の一部だけを取り出してのものかもしれないが、本来、柳沢大臣が率先して発言すべきことであったろう。

すると、端的に言えば、柳沢大臣は、女性を機械扱いした発言を謝罪するよりも、がんばる女性等への支援策を提示しなかったことが大きな失策だったのではないか。……足を引っ張られたことが罪なのではなく、しがみつく場所のないことが問題なのだ。

私は柳沢大臣に大きな罪(相対的ではあるが)があるとは思えない。だが、大臣にふさわしい理念や力量があるとはなお思えない。

問題点を提示するのは評論家の仕事だ。政治家がなすべきことは解決策を示すことである。具体的な解決策を提示さえしていれば、言葉遣いの下品さはおおむね容赦されるであろう。容赦されないのは厚生労働大臣の発言としての価値・内容がなかったからではないか?

だがそれはひとり柳沢大臣に限った話ではなかろう。……そもそも安倍首相の「美しい日本」という理念もなにやら具体性が捕らえがたい。「明確にして空虚な理念」の元に集まったスタッフなど、烏合の衆とどう違うのだろう? 格好のいいことさえ言っていれば、何をやってもいいんだ……安倍首相の側近からは、そういう手合いとしか思えぬ人々の不祥事がぽろぽろとニュースのネタになっている。

正しい理念の欠如こそが、今の政治の抱えている問題であろう。だが、それだけか? 政治家は国民の代表……ならばつまり国民の理念の欠如、それどころか、理念の何たるかを知らない人が国民に多いということではないか?

格好よく暮らせるなら、借金だらけでもいい、犯罪を犯してもいい、他者を泣かせてもいい……そういう世相の行き着いた結果、見てくれ優先の価値観が日本の政界トップにまで行き着いた結果がこの事件ではないか?

人口推移の問題に女性の献身的努力が必要であるとしても、男性の協力も必要であろうし、何より政治家の努力が必要なわけで、失言の取り繕いよりも、責任の順番の訂正こそがまず、柳沢大臣のなすべきことではないか?

なにより、出産対応のできる病院を増やすことが急務であろう。器を用意せずに中身を欲しがるのはナンセンス極まりない。それでは、世の女性らが感情を破裂させないはずがない。

失言そのものよりも、失言に慌てていること、つまり他にやるべきことがおろそかになっていることこそが本当に大きな問題に思える。

官僚の受売りをする機械では困る。官僚組織の非情さを人間らしい愛情で包むのが、政治家や大臣に科せられた第一の使命ではないのか。


修正

2007年2月1日

さらに補足。……機械扱いという暴言・失言を、機械扱いで揶揄しようとすることのナンセンスは自覚している。が、私が問題視するのは、なんら理念の示されないことだ。ただ失敗を恐れるだけでは物事が良くなるはずもない。……失言が問題ではなく、良い未来が見えてこないことが問題なのだ。

と同時に、問題を自覚していると錯覚している人々の多いこともまた、暗い未来を暗示している。

さらにいえば、こんな事柄は世にあふれている。


里山の荒廃

2006/10/29

2006年10月29日


熊による被害が増えている。原因は里山の荒廃であるという。

・・・・・・・

イジメを理由にした自殺が増えている。……被害者の親等が自殺問題に取り組むというが、大人による、いじめっ子イジメにならぬか?

自業自得?――確かにそういう一面もある。だが、子供は良識を携えて産まれてくるわけではない。

現代社会にはなるほど優しさが足りないかも知れない。……では、皆が優しくなれば問題は解決するのか? 他者を傷つけられない、反撃できない子供等が死に追いやられている現状で、子供に優しさを求めるのには無理がないか?

イジメという形でストレス発散をしている子供達。だが、ストレス・コントロールが出来ずにいるのは果たして子供達だけか? 大人達すら、ストレスに負けているこの社会で、子供のストレスだけを圧殺しようとするのには無理がある。

・・・・・・・

クマが里に下りてくれば、里山の荒廃が問題視される。だが、いじめの問題では、一体何が問題視されるのだろうか?

・・・・・・・

大人達も、いじめを苦にして病に罹り、また、自殺に追いやられている。

イジメという形でしか、ストレス発散できないのか? 何とも不器用な万物の霊長様達。


時事雑感。

2006/10/13

2006年10月13日


最近の報道を見てナンセンスと思う事。

1、日本の外交情報

無論、一市民よりも多くの事柄を知っているだろう。だが、敵国の敵対行為よりも、同盟国の裏切り行為のほうがよほど国益を損なう。日本が一番に知るべき相手は、北朝鮮でなく米国なのだけど、……その辺がなんとも友好関係に依存している。

ああ……この国って、底抜けに平和な国だ。わずか百年もさかのぼれば飢狼のような歴史があるのに。私は結構、日本嫌い、特に日本の指導霊団嫌いだけど、この日本人の後生楽さだけは、損得抜き、理屈抜きで本当に好きだ。

つーか。だれだ、この後生楽な日本人をダメにした奴らは。

 

2、太陽政策(対北朝鮮)

……わがままお坊ちゃま相手に、厚遇して懐柔しようなんて、貧乏人が金持ちを接待するような甘い考えだ。相手が喜ぶだろうと思ったら大間違い、貧乏趣味が小ざかしいと、鼻でせせら笑われるに決まっているだろう。

困っている国民に援助する……で、感謝されるなんて民主主義国の幻想。隣国では犬馬よりも卑しい貧民の飼葉の世話でしかない。あれば便利……それだけのことだ。だって、他者はすべからく搾取の対象なのだから。

太陽政策は日本のものではないが、この感覚のおかしさは日韓共通ではないか?

政治家の生活感覚というのは何で、一般を馬鹿にし、金持ちから馬鹿にされるような中途半端なものなのか?……まじめに霊査を取ってしまったら、まじめに返事が返ってきた。

『あくまで一般論だが……庶民に同情していたら神経が持たない。本当に豊かなら、政治家にならないか、政治家になれない。』

……ついでにボソッと小声で指摘された。

『あれは稀有だぞ、優柔不断で、昼行灯にも見えるが、ちゃんと同情し、ちゃんと主張する。』……どこぞの国の総理大臣のことらしい。ひとかどの霊からほめ言葉を聴いたのは、小渕首相の「あれは、朝晩神仏に祈っている」という言葉以来だ。


北朝鮮の核実験は本当か?

2006/10/10

2006年10月10日


2006年10月9日、北朝鮮が核実験の成功を発表した。


北朝鮮の核実験の報道を観ていた時である。

『安倍が首相になったから良いものの、小泉が首相の時ならどうしたことか。靖国問題が足かせで日本との首脳会談が出来ぬとなれば、中国・韓国も政治上の失策と成っただろうに。

『過去よりも明日こそが、政治が取上げるべき問題なのだ。それに気が付かないのは、保身に汲々としている者のだけである。』

……まあ、あの世でも悔しい思いがあったのだろう。

ところで、どうも今回の核実験であるが、私の霊耳には、『偽装』『偽装』と繰り返し聞えてくる。

そもそも霊感というのは、人の抱くイメージに影響を受けやすい。皇太子妃懐妊のおりにも、『男児』という声が聞えたがこれなども国民の願望を感じ取ったのだろう。であるから、私は男児という声を無視した。……大体、うまく行かないときほど人の祈りは甲高くなる。つまり、逆、『女児』と判断した。

反対に、秋篠宮妃が男児出産の際には、『男児』とも『女児』共甲高くは聞えなかった。だからこそ素直に霊感を信じることにした。

……で、この場合の『偽装』の可能性である。『嘘だろう……信じたくない』という、信じたがらぬ世論が大きいと受止めるべきではないか。まあ、偽装であろうと、無かろうと、平和主義(つまりは非武装主義)の空虚さを示す事件ではある。

私は思った。偽装であろうが、無かろうが、核実験を行うと発表して事が起れば、どのみち制裁は免れまい。かといって、後から「あれは偽装でした。本当はやっていません」等といえば、かえって立場が不味くならないか。まあ、どのみち国際政治的には不利を覚悟しての決断であるから、何が起っても不思議ではないが。

すると……

『ミサイル実験の時みたいに、失敗するわけにはいかぬからこそ、偽装を行う意味がある。不確実な真実よりも、確実な嘘を好むのはカルト集団の常套手段。北朝鮮の実態はカルト集団とどう違うのか?』

ああ。神聖なるデマゴーグ、拉致に大量殺戮兵器の保持に……確かにどこかで観たような話だな。メロンが好きだとか……

『実態のない者のやることは似てくる。嘘に嘘を重ね、嘘に力を与えるために非道な暴力を用いる。大体、権力志向の持主は、慈愛と包容力とで人々を治めたいのである。いや、権力志向とは実際、母親の独占を欲する幼児の姿と似ている。愛されることを欲して、愛されぬから暴力に走る。』

……ああ。映画、チーム☆アメリカで唄っていたな。首領様は。

『愛される者なら、そうまでして愛されたいなどとは思わない。愛されぬから、暴力を使ってまで愛されようとする。』……矛盾と葛藤。自己内面の問題を隠すために外に問題を作りたがるのは個人も、個人に指導される国家も同じ。というわけだ。

……ところで、この所ずっと、『秀吉』『秀吉』という言葉が聞えていたのだが、ようやく腑に落ちた。……やっていることが似ているのである。

家臣の忠誠をつなぎ止めるために、金をばらまかなければならなかった秀吉と、北朝鮮の現指導者とが。……チャンス・希望を与えられなければそこまで。ばらまく物にかげりが出たら、後は外征するだけか。第三者的にみて不合理な行動も、愛着気質者の観点に立ってみれば必要な行動である。

詰るところ、北朝鮮の動向を読むのに必要なのは、国際政治や軍事・経済よりも心理学かも知れない。

『だが、次はどうかな?』……日時に制約がなければ偽装を行う理由もない、ということ?

でも、実際に核爆弾を作れたかどうかを、本当に重要視するのは、北朝鮮に派遣される軍隊だろう。他のものから見れば、例え嘘でも核実験は核実験。むしろ嘘の方が都合が良かったりしてね。


核実験の不安

2006年10月14日

 

今朝方、地震で目が覚めた。……後で確認すると、千葉県南東沖を震源とする地震だろう。が、目が覚めた直後、脳裏に浮かんだのは……

北朝鮮の核実験!! ……であった。

『まさか。こんなに揺れるか!』……と、再び眠りに落ちかけ、ふっと思う。

北朝鮮の核攻撃!

『核実験に失敗したのに?』……と、再び眠りに落ちかけ、ふっと思う。

近所の米軍基地に北朝鮮のミサイル攻撃!?

…む。これは辻褄が合う。しかし、耳を傾けてもサイレンも非常放送も聞こえてこない。睡魔に集中力が負けて、とうとう眠りに落ちた。

・・・・・・

マンションの管理組合の打ち合わせが終わり、雑談にふけっていると、この話題が出た。こっけいな事に居残った四人中、私を含めて三人が地震を北朝鮮の核実験と結びつけて目が覚めたという。やはり皆、不安なんだ……とも思える。

心霊的にいうなら、霊たちの多くが警戒感をあらわにしていると見るべきか。

・・・・・・・・

テレビニュースを眺めならが、これを書いていると、北朝鮮の国連大使のインタビューが出てきた。

『次の核実験は米国の出方しだい。』

おやまあ。失敗した核実験でも恫喝のネタになるのか!?

『日本の制裁は子供じみている』

おやまあ。北朝鮮がなくなって一番せいせいするのが日本だと知らないのか? 北朝鮮にうんざりしているのは、拉致被害者の「救う会」だけではなくなっている事を、偉大すぎて、庶民を見下す将軍様にはお気づき遊ばされぬようだ。

いや、案外気がついていていながら、こういっているのか?

・・・・・・・

世間の傍観者として、拉致問題を見て胸痛む事がひとつある。生き急げば寿命が縮む。……取り戻そうと焦れば、無理が生じ、誰かの寿命が縮む。出来れば、生きて再開して欲しいと心底思う。


罰で罪は減らない

2006/10/06

2006年10月06日


心霊思想では、罪に対して罰で臨むことには反対的である。たとえば……

今日は午後から職場でバーベキューが行われた。酒も出るので徒歩で出勤すべく、普段よりも30分早く家を出て……そのまま車に乗り込んだ。傘もまともにさせない風雨に耐えてまで、酒を飲みたいとは思わなかったからだ。

飲酒運転の罰則強化以前であれば、酒好きの同僚から酒付き合いを無理強いされたかも知れない。だが、やはり運転免許を持つ同僚等は、波及を恐れて最近では付き合いを強いなくなった。……罰則強化にもありがたい一面がある。

一方、飲酒運転の罰則が厳しくなってからも、飲酒運転がらみのニュースは多い。むしろ話題が広がっているかも知れない。取り締まりにあって、ワンカップを呑み、「今呑んだ!」と主張をしたり、トイレに逃げ込み閉じこもったり……姑息な罰則逃れの方法として、聞いたことがあったが、実際に試して……でも罰則を受けた運転手まで新聞記事になっている。

飲酒運転をする運転手は愚かといえば愚か……である。だが、罰則強化だけでは飲酒運転がなくならないことから目を背けてはならないと思う。是非はともかく、禁じられている飲酒運転をするからにはそれなりの事情もある。

飲酒運転をする必要・必然がなくなれば自ずと飲酒運転は減るのが道理だ。……反対に罰則強化がもたらすのは葛藤に過ぎない。葛藤とは壁に見えて壁に非ず、慣れや麻痺で、容易に障壁が失われる。

くだらぬ小話で申し訳ないが、「呑む前は飲酒運転がいけないと思っていたが、呑んでいる内に気がついたら車を運転していた……」……酒で理性が麻痺していてもなお、罰則が飲酒運転のブレーキになり得るだろうか?

また、罰則が重くなればなるほど、むしろ犯罪が凶悪化しないか? たとえば飲酒運転で事故を起し、酒が抜けるまで隠れている……つまりひき逃げはかえって増えているのではなかろうか?

整理する。

罰則強化にも意義はある。……酒付き合いを断る良い口実にもなっている。だが、犯罪抑止としての罰則強化は必ずしも良い選択ではないと思う。

罪に対して罰で臨むのは、葛藤する人に、さらに大きな葛藤を与えることである。……大きすぎる葛藤は人を思考停止に追いやりやすい。……罰則強化は、小さな罪を大きな罪に転化させかねない。

そもそも犯罪抑止の手段として罰則強化を思いつくのは、素直に他者の非を責められる人、ひいては葛藤しにくい人であろう。分りやすくいえば、罰則が厳しければ容易に欲望を諦められる人なのだ。だが、犯罪を犯しやすい人とは葛藤で理性を失いやすい人、つまり欲望を諦められない人なのである。

罰に敏感な人が、罰に鈍感な人を抑圧するのに、罰を持って行おうというのである。……敵を知り、己を知らずんば百戦危うからず、というが、己の罰則恐怖を知らず、相手の罰則鈍感/欲望コントロールの未熟さを知らずに対策を立てようというのだから、危うい。

罪人を笑うことで、人は己が知らぬ事を明らかにするのである。

時事ネタ 北朝鮮の核開発

北朝鮮が「核実験を行う」と宣言した。……不安な話ではある。だが、出先で読んだある新聞のコラムでは、北朝鮮を愚かといい、いつになったら気がつくのか……と書かれていて、白けてしまった。

日本人の視点から見れば、愚かで、無意味なことであろう。……また、北朝鮮が極東で唯一、核開発能力を持つ国というわけではない。問題は技術ではなく、倫理や良識の有無である。だが一方で、中国、ロシア、米国は核を持ちながら、北朝鮮の核開発を非難する。……中ロ米はそんなに立派な倫理・常識の国であるのか?……私服での戦闘行為、思想弾圧、市民を対処にした無差別爆撃、隣国への内政干渉などなど……いくらかマシという程度ではないのか?

山に登るのに水着で出掛け、海で泳ぐのに長袖長ズボンに登山靴を選ぶなら……多分愚かなのだろう。だが、自国防衛のために核武装をするのがそんなに愚かな選択か? ああ、確かに。しらふでも交通事故が起るのに、酒を飲めば事故率が上がるのと同様、野蛮な国が核武装をすれば事故の危険は増す。……だが、目を背けていないか?

矛盾と葛藤があるから特異な行動をとる。その特異な行動が周辺国から非難され、敵対を受け、孤立をしているから、強力な武器を欲する……それを非難する。何のことはない、葛藤で苦しんでいる人にさらに強い葛藤を与えて、窮鼠を猫に噛ませようと、し向けているように見えるのだ。

私は断じて北朝鮮のワガママを聞き入れろというのではない。……どのみち破綻は間近に迫っている。私が指摘したいのは、北朝鮮が矛盾の表われ、それも単に北朝鮮国内だけの矛盾ではなく、極東の矛盾(米中ロのスーパーパワーの焦点に存在するキーポイント・朝鮮半島だ。これがかつては日中ソで争っていた)が北朝鮮一国に吹き出ていることを指摘したいのである。この状況下にあって、日本は他のどの国よりも誠実に問題解決を願っているだろう事はむしろ当たり前と思える。だが、米中ロのスーパーパワー、また、明日は我が身の韓国にしてみれば、思い描く明日のビジョンは決して素直ではなかろうし、日本と利害が充分に一致する国は一つもなかろう。

たとえばエリート家系の家族に一人、はみ出し者がいる……そういうイメージを想像して貰えば分りやすいかも知れない。

矛盾を自然な形で解消しようとせず、力で押さえ込もうとしている。今となっては仕方がない選択であるが、北朝鮮の核放棄は、真の問題解決とはならず、別な形で矛盾や葛藤が吹き出るであろう。……ある意味、弾道ミサイルが失敗した結果として、核実験を必要としているとも考えられよう。

北朝鮮が崩壊しても、極東に矛盾はなくならない。……日本がその焦点にならぬ事を切に願う。ま、ならないけれどね。

蛇足だが……米中ロの意見が一致すれば、北朝鮮がどんなに無謀でも決して戦争にならない。というか、家畜のごとく屠殺され、解体されて終わる。だが意見が合わなければ……主戦場になるのはどこか。皆、その次、そのまた次を考えていている。


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