霊媒・交霊危険論の矛盾


 死後の個性存続論者(心霊家)の交霊危険論。

最終更新日 2003年5月28日

 交霊能力をもち、そして頻繁に交霊を行う霊媒ですら、危険を感じる事があるのです。霊媒に頼って交霊を行おうとするのは、なおの事、危険といえましょう。

 ですが、全ての人はいずれ死に、霊界に行かねばならないのです。そこに危険はないというのでしょうか?

この世の中には一体……

未熟な霊媒と、未熟な人と、どちらが多いことでしょう?

嘘つきな霊媒と嘘つきな人と、どちらが多いことでしょう?

詐欺や嘘・謀略の被害者が無くならないのは一体なぜでしょう?

「霊媒だから信じられない」と決めつける人が果たして信用に足りる人なのでしょうか?

 まして人は往々、自分の利益になる事を善と呼び、利益にならぬ事を悪と呼ぶのに。

 そもそも交霊の危険から身を守れない人が、

 死後に我が身を守れるというのでしょうか?

 その程度の心霊知識で果たして死後に役に立つのでしょうか?

 死後に役立たぬ事を学ぶ。趣味も大切ではありますが、それが果たして自身の向上の役に立つのでしょうか。私はなにも、「危険に飛び込むべきだ」と主張するのではありません。

 「危険を免れるためにも学ぶべきだ」と、主張しているのです。

 スピリチュアリズム誕生から間をおかずして、サイキックリサーチ「心霊研究」が生じたのは、信じるだけでは旧来の宗教と変わらぬからです。もちろん、心霊研究が万全で、学べば安心というわけではありません。そして、何より大切なのは分を超えたことには手を出さない事です。

 しかし、霊媒は信じられないけれど、スピリチュアリズムは信じられるというのはナンセンスです。信じる事と、知る事は別だからです。

 実績を積み重ね、分析を重ねる事を忘れて、個人の好き嫌い、または、感情論で物事を決めつけて、どうして心霊研究など出来ましょうか?


霊媒偏見の欺瞞

最終更新日 2003年5月28日

 霊媒は、心霊否定論者から嘲笑を受けるだけでなく、心霊肯定論者である自称スピリチュアリストらの偏見にも晒されています。しかし、霊媒に対する偏見は、スピリチュアリストらが信奉する「シルバーバーチの霊訓」とは相反するものです。霊媒の助けなくして、いかなる霊訓も地上には降りないのですから。

 霊媒に対する偏見は、真理に対する偏見を伴いますし、霊媒に対する偏見は、真理の間違った解釈を正す機会をなくす事でしょう。偏見の責任は、スピリチュアリズムや、シルバーバーチにあるのではなく、あくまでも個人の勝手によるもので、摂理によって裁かれます。

 いうまでもなく、摂理というのは個人の復讐や、霊障害、悲劇的な運命を意味しません。ただ、偏見の持ち主は真実から遠ざかるという意味です。

 確かに霊媒も人間です。そして人である以上弱点も持って生まれてきます。しかし、虚栄心、自惚れ、守護霊・支配霊崇拝に陥る霊媒と、虚栄心、自惚れ、守護霊・支配霊崇拝に陥るとでは一体どちらが多い事でしょう?  (霊媒でない人が、心霊を語って信用がおけるのか、霊媒偏見論者が心霊を語って信用がおけるのか・・・)

 いや端的に、心霊詐欺を行う霊媒と、心霊詐欺を行うただの人とではどちらが多いでしょうか? 「霊媒だから~~だ」と決めつける、その根拠に個人的な恨みを読み取れぬとしたら、あなたにも偏見が宿っています。

同じ障害に出くわして、

不平・不満をいうだけの人もいれば、

対策に翻弄する人がいる。

一体どちらの人格が高いと、あなたは考えますか?  (霊格はここでは語りません)

 

 もっとも、私が、スピリチュアリズムやシルバーバーチの霊訓について弁護した所で、鼻も掛けない霊媒も多いのです。自分にとって必要な事は、自ら霊界に訊ねれば良いのですから。ひけらかすために学ぶなど、卑しいとさえいうでしょう。

 そう、言葉で表現できない、人間には理解できない霊界の有様を勉強してどうなるというのです。その知識が正しいかどうか、または、自分の認識が正しいかどうか、どうやって理解できるのでしょう。地獄の様相すら、私たちの想像を絶するかもしれないのです。

 するともう一つの問題が見えてきます。誰でも必要な叡智に自由にアクセスできるなら、受売りの知識を誇る者の居場所は有りません。口舌の徒に使い道があるのは、この世だけです。

釈迦に説法という言葉があります。

 自分の人生に必要な知識の価値は、いかなる事があろうと減じる事はありませんが、人にひけらかすための知識は本物の前では意味を失います。人々の霊媒への偏見は、霊能力に対する妬みであるより、自己の存在意義損失のほうがよほど重要な問題なのです。


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