先祖供養

先祖供養


 欧米生まれのスピリチュアリズムを学ぶ人は、先祖供養を胡散臭く思う人が多いようです。欧米の霊界通信には、先祖供養の重要さを示すような記述は見られませんし、反対に、先祖供養という大義を掲げて利益をむさぼる葬式産業の害を感じている人も多いでしょう。

 しかし、それは心霊の専門家で在るべき霊能者・霊媒も含めて、仏教から借りた思想概念を理解しそこなっているだけの事で、先祖供養の大切さは、ばかばかしくなるほど当たり前な事なのです。

 先祖供養とは、先祖を神、または、仏として祭りあげる事ではありません。自分ひとりの向上や幸せを求めるのではなく、家族や一族、そして皆で、幸せになろうという事なのです。
 考えて見てください。
 人は死後も、個性が存続するなら、生きていようが、たとえ亡くなられていようが、父・祖父・祖々父、母・祖母・祖々母もまた、家族ではありませんか。目に見え、手を触れられる相手だけを家族と認識するのは、魂の働きが十分とはいえません。

 まして、何十億もの人の中から選んで生まれてきたのに、家族・一族との縁は、決して浅いものではありません。人として暮らしながら、霊的な修行を行うのであれば、この縁深い近親者の協力は不可欠です。それはちょうど、子供が親に学校へ行かせて貰うのと同じ事です。
 血の繋がりや生活の共有といった絆を持つ、家族・祖先をおろそかにして、どうして他人と共に幸せになれるというのでしょう。

 ええ、例えば強すぎる縁が甘えや狎《な》れを生んで、近親者ほど人間関係が拗《こじ》れる場合もありますが、それは同時に、一族の持つ心の絆、そして祖先を含めた霊的な絆が、不適切に絡み、もつれていると言い換える事が出来ます。

 そういうもつれを放置しては、自分を守る霊力が無駄になったり、損なわれたり、挙句の果てに、つまらぬ事が拗《こじ》れて大問題になり、起りえないような災害に出くわしたりと災難が続く事になりかねません。

 先祖供養とは、先祖を神、または、仏として祭りあげ、信仰する事ではありません。自分ひとりの向上や幸せを求めるのではなく、家族や一族、そして皆で、幸せになろうという事なのです。


2004-06-12

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