霊能者
霊能者
文字どおり、霊を能《あた》う者ということで、霊を扱える者という意味になります。具体的にいえば、単に霊を自分に憑依させてその言葉を伝えるだけの霊媒に対して、除霊等の祈祷も出来る人を意味します。つまり交霊能力と霊能力は似て非なるものなのです。
しかし、「霊媒」のページでご紹介したとおり、いかに霊能者であろうと肉体の維持に対する努力が免除されるわけではなく、睡眠や食事に大きな労力と時間を費やさねばなりません。となると、肉体も無く自由に時間が使え、移動にたいして何の制約も無い霊と、対決するにはあまりにハンディーキャップがありすぎます。
結局、霊と対決するのは、霊能者の背後霊なのです。ですから自覚の有無を問わず、強力な背後霊団を持たない限り、霊能力は生じない事になります。
ですから私は、霊能者=霊媒+背後霊と表現します。
霊界というのは、象徴の世界です。その有様は、低級霊界といえども人間がその頭脳で理解しきれるものではありません。ですから、霊的な事件の解決は霊界に委ねるのが正しいやり方なのです。そう、霊界のことは霊界に任せるのが、基本原則といえます。決して霊界は無秩序で暴力あふれる世界ではないのです。
任せる事の難しさ
任せるというのは難しいものです。私たち人間の目には目前の問題しか見えませんが、霊界はその背後の背後まで見通した上で、援助の手を差し伸べてくれるものです。しかし、往々にして人は、朝知恵を霊界に当てはめ、事態を混乱に導くものなのです。