物心両面の豊かさ

忙中あり」というが、忙中だからこそ書けることもある。「書ける」というか、「忘れぬように」というべきか。

あの世のこと、つまりは、人の死後、そして、生まれる前の世界のことを研究対象・・・または慎ましく、興味の対象とするのに、いろいろな表現があるようだが、私はあえて・・・「心霊」という表現に拘る。

私にとって、死後の世界、または、生まれいずる世界の研究というのは、別世界の出来事を学ぶ事ではなく、生きている今と繋がる先と、そして、生きている今が繋がっていた先の研究をするということだ。今という時間、または、今を認識する心があってこその研究であるから、私にとっては「心霊」。・・・まあ、辛辣なる我が師匠の表現を借りるなら、「役にも立たぬ穀潰し」・・・理論の為の理論を追求するのではなく、実践の為の理論を追求するのが・・・いや、また怒られてしまう、つまりは、よりよく生きる為の知恵(智慧ではなく)としての、心霊学なのだと思う。

・・・だって、この世と繋がらぬあの世の研究、この世との接点のない研究なんて、死んでからの方が好都合だろう? まあ、人の趣味にとやかくいう暇はないが。

 

私にとっての「心霊」は、「心の豊かさ」だけではなく、「物の豊かさ」だけでない。心の寂しさを身の回りに物(多くの場合ゴミ)を集めて、引きこもるような生き方ではなく、物の無さを心の豊かさで補いつつ、心の不足を物を活用、そう、人として扱える、心も物も活用して生きていく事が私にとって尊い。

足りぬモノを補う手段は、あれこれ選ぶなアホう! とか言いそうになる。・・・そうだろう? 足りぬというのは、つまりは、手に入れる手段・方策が足りぬと言うこと。 稼げばいいのに貧困に苦しむのは、つまり、稼ぐ手段を持たぬか、その方法を思いつかぬということだ。つまりは、物心の貧困さの根底には、その人のイメージの貧困さ、もしくは、想像力(創造力があればなお良し)の貧困さがある。

自分を縛り上げ、持っている可能性を覆い隠す「ある何か」を、見つけ、解消し、自分自身を活用するためにこそ、私は心霊を学び、想う。 つまり、生きるとは活用すること、反対に死とは単なる、生の対語ではなく生かすこと(活用)を忘れたことをいう言葉であると。そうであるから、物だけの豊かさも、心だけの豊かさも愚かしく思える。創造力があるなら、どちらも同時に、補完的に豊かに出来るはず。心を豊かにする智慧でどうして物質的に豊かになれぬのか?

 

皆もっと、頭を使えば良いのに・・・何かだけではなく、全てにおいて。

または・・・知恵が無くて、見栄ばかりの言葉には、わたしは「霊」を感じない、というか。

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「霊媒」という言葉がある。字が多少省略されているが、「霊と人との媒介」を指して「霊媒」と呼ぶ。すると、人の悦ぶことばかりをいうと、霊から相手をされず、霊の悦ぶことばかりをいうと人から相手をされず、どちらを選んでも、間に入っての仲立ちなど出来ぬようになるということ。偏らずに双方の落とし所を捜す・・・霊媒の努めというのは、まさに「心霊」、人の「心」に、肉体から独立した意思としての「」の両方を大切にする生き方。

あるものどちらも大切にする。・・・大切にし、生かす。・・・大切にし、生かす。・・・大切にし、生かす。・・・物心両面の豊かさ。

…例えば「修行」といえば、苦しそうなイメージを抱かれるかも知れない。でも、「豊かに生きる為の努力」が、修行であると思う。ならば豊かさに繋がらぬのは正しい努力ではなかろう。

生かし、生かされて世の中がある。それが分る人なら、大きな外れもなく生きられるだろうに。

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