倹約の心構え
なにやら倹約の話が話題とか。
私が思いますに、倹約の第一は、居住まいを正す事です。
(普段)だらしない態度を取っていればこそ、(いざという時)無駄金を使わねば体面が保てなくなり、いざという時に人を使わねばならぬから、そこで礼金を用意しなければ成らなくなります。
普段から居住まいを正し、要所要所に労力を惜しまずにいれば、おのずと無駄が減っていきます。忙しくなれば無駄金を使う機会も無く、居住まいが正しければ、高価な服、きらびやかな服などを着なくても、泰然と威厳が整うものです。
普段だらしない人々が、冠婚葬祭の質を落とせば世から嘲られますが、普段から居住まい正して暮らしている人は、冠婚葬祭を謹んで世から尊敬を受けるもの。
豊かさは、金の有無に決まるのでなし、あなたの生活態度一つで決まるのです。
なに、肥満について答えよとか――私は、人の身体の仕組みは深く知りませんが、背筋を伸ばし、姿勢正しく暮らすだけで、息は深くなり、気は身体に巡り、無駄食いは減り、酒も減る事でしょう。
だらだらと暮らしているから、酒飲みの霊などに付け込まれます。
(2003年5月27日)