因果

2006年11月04日


書きたいことと、書くべきこととは必ずしも一致しない。

いわんとすることはたった一言で表せるが、会得するためには経験を必要とする。経験を写し取る手段はないから、せめて経験したことも合わせて書き表そうと努める。

だからなおさら、書きたいことと、書くべきこととが一致しない。

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当サイトは本来、心霊サイトである。だが、本来主観的な心霊を語るためには、まず可能な限り客観的な立場に立つことが大切だ。足場の悪いところに出掛けるならば、足下をしっかり固めることが大切……それと代りがない。

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親の因果が子に報い……因縁を受け継ぐ、といえば大抵の人々は見えざる世界を舞台とする不可知な闘争を思い浮かべるのではないか。確かにそれもある……いやいや、普遍的な回答としていうなら「確かにそれも否定できない」か。

だが、不可知な仕組がどれほどの効果を世にもたらすというのか? たとえば結果が明らかであれば、仕組がどうであれ世に認知される。だが、世に不審が残るのは結果に不審があるからだろう。

親の因果……不可知な因果もあるだろうが、本当に効果的なのは明白かつ現実的なものだ。

心霊研究家として私は思う。不可知なものの不可知な作用はきっと存在するだろうが、それは物事に直接作用することは滅多にない。……ここで言葉を濁すのは文献情報には、現在では想像するしかない強烈な事例が残されているからだ。……不可知なものが常用する手段は、不安定要素を自己の都合の良い方向に操作することだ。これは現代の科学技術が当たり前に多用することである。

電灯はなぜ点く?……オン・オフを変更可能なスイッチを操作するからだ。

電子機器の働きは……導体・不導体の状態を行き来する、半導体を活用しているのだ。

そして大馬力の機械類も今は皆……電子機器で操作している。少なくとも何らかの操作が、その強力なパワーを支配している。強い力で前に進むにせよ、一体前とはどちらであるのか? 強大な力は、わずかな力で操作されているのである。

よろしい。では、操作・支配を奪われたときに為せることは何か。たとえば、PCにウイルスが発症したら、その被害を局限化するのにとるべき態度は……通信端子、または電源を引き抜くことだ。そう、操作を無効にするには動力を断つのが一番だ。

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不可知なる因縁は、なるほど有効な支配をしているかも知れない。だが、不可知なる因縁を断つのに、簡便な対処法も存在する。物語か知らぬが、豊臣秀吉に祟りを為していた狐が、突然に引き上げた。秀吉が国中の狐を根絶やしにすることを恐れた結果だという。

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不可知な因縁を恐れて何も出来ずにいる。……その一方で明白な因縁は放置したままでいる。ナンセンス極まりない対処だ。


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