おめでた(妊娠について)

2006年09月28日


友人から、「おめでた」のメールが入った。出産予定は五月とのこと。五月に結婚する人有り、出産する人有り。私の周囲に慶事の気配はさらに続く。……返事をしたためるに当って、妊娠について、得たインスピレーションをいくつか気がついたことをまとめる。


つわり

以下はむろん体質の差もあるだろうし、病的原因もあるだろう。参考にしていただければ私としても嬉しいが、くれぐれも依存なさらぬようにお願いしたい。

そもそもケガや病気の痛みというのは、身体が発する警告信号であり、つまり危険の存在を自己主張している。自己主張というのはつまり意識に無視をさせないような形で働くということだ。

(簡単に無視できるようであれば警告の意味をなさないし、危険を無視するようでは子孫を残せないであろう……合理的な仕組なのである)

つわりも同様。女性の身体が、妊娠という特殊な状態に移行しているのである。気持ちもそれに合わせる必要があるだろう。その為の警告信号であるのだから、気持ちを紛らわせようとするのは摂理に反している。

むしろ、つわりがあれば、子供を抱くイメージトレーニングをするなどして、母親になる幸福感を育てる方が良い。

ところで、母親になる幸福感と一括りにするが、最低、二大別すべきと感じる。母となることに歓びを感じている女性は比較的お産が楽で、子供を持つことに歓びを感じている女性はお産で苦労しているみたいである。私が感じ取っている差は、おそらく心身の準備の差なのだろう。表裏の調和がとれた歓びと、表面意識的な歓びの、いわば深・浅に差があるだろうと感じる。

これは霊性云々の問題というより、状況・境遇の影響も大きいだろうし、体質的な問題も大きい。……論理や納得では克服しがたい問題である。

命名について

ハンドルネームや会社の名前についての相談は、採用率が非常に高いが、子供の名前に関しては採用率がゼロである。……相談を持ちかけておいて、と思えなくもないが、当たり前でもある。

ハンドルネームは個人の持ち物である。だが、子供の名前というのは親と子供の共有財産なのだ。いずれは独り立ちし、一個人の物になるとしても、幼少期においては特に、名前への好感が親子の間の好感にも影響するだろう。

親が我が子に責任を持つという意味においても、やはり、名前は親が付けるべきだと思う。……仮に天の政庁においてすでに名前が決まっているとせよ、安易に霊媒にそれを聞き出させるのではなく、夫婦でしっかりと話合って決めるべきだ。その過程で思い描く我が子の未来が、同時に両親からの祝福(霊的・精神的な)でもある。我が子の命名は、人生最初の霊的、精神的な贈り物なのである。つまり、我が子の未来はなるべく多く思い描くべきだろうと思う。その空想を恥じるべきではない。それがわが子を思う気持ちを強く育てるのだから。

が、翻って考えれば、世間では霊性のかけらも感じられない、安易で浅薄な命名が多くはないだろうか。我が子を天からの贈り物と思って、親の好みで名を付ける……それはそれで我が子への好意を育てはするだろうが、名は我が子への贈り物であるという意識がないと、結局、親が煩がられないか? まあ、余計なお節介であろう。何となれば相性などというのは、互いの霊性なりであって、論理では割り切れぬ物だ。命名にいくら気を配ったところで、親子の相性は、成るようにしかならない。


生まれてくる子供の性別

2006年09月29日

生まれてくる子供の性別は霊査してはいけないと昔からいわれている。だが、医学の進歩により、生まれてくる子供の性別はかなり早い時点で判明する。従って、この問題の倫理的責任について、随分と軽減したと思う。

ところで、妊娠中の友人に関して、生まれてくる子供の性別について霊査を取ろうとしたところ……ああ、実をいえば霊媒は皆、霊査はするのである。ただ結果を口にしないだけで……

「男の子!!」 という大声が聞こえた。……どうも夫の母親の意志らしい。

これは生まれてくる子供の性別を表わしているのではなく、期待している性別を表わしているのだ。……ああ、こうも周囲の雑音が多ければ、霊感が適切に働くとも思えない。

いずれ臨月が近づけば、周囲の者達も、「無事に生まれてくれば男の子でも女の子でも構わない」という気になるだろうが、妊娠したとなれば、夫婦の両親、特に気遣って子供の話題を避けてきた祖父母等は勝手なことを口にする。その物言いを聞けば腹も立つだろうし、下手に口を開けば角も立つ。ならばこの話題は笑って誤魔化すが最善であろう。

誰よりも一歩早く、どちらでも良いから無事に生まれてきて……そう思うことが大切だろう。

誕生は争いの種ではなく、祝福の対象なのだから。


つわりの話題 2

2006年09月30日

(水子供養)

妊娠報告のメールでは、まず、最初につわりの話題があった。その後、メールを読み進むと、どうも文体が普段と違うし、なにより語尾の結び方が男言葉、いや報告書風であることが目についた。

……だ。……である。……思う。

どう返事を書くかを思い描きながらメールを読み進むと、どうも男の顔が浮かんでくる。で、ハタ、と気付いた。……つわりで苦しんでいる女性に、女性の霊は懸りにくいのではないか、守護霊などもその被護者に感化しにくいのではないか、ということである。一緒につわりの悪感覚を共有してしまえば、守護霊の仕事が勤まらぬのではないか。

……少なくとも当事者が懸命に冷静さ、平常心を保とうとしているのが感じ取れた。メールではしきりに、きつい表現であることを詫びていたが、きつく感じられたのは、内容ではなく表現であった。

・・・・・・・

「いや、女性にとって妊娠というのは大変なことだな。」

変な感心の仕方かも知れないが、わざわざ守護霊の代行役までが付くのである。それほどの大事なのか、と感心してしまった。いや、詳細を訊ねてみると、単につわりだから守護霊の代役がつくのではなく、情をなだめるよりも、情に流されそうになる時に、感化力に劣る補助霊がつくのだという。

まあ、それはさておき、妊娠は大変なことだ、と思ったとき、ふっと、見覚えのある女性の霊を感じた。

・・・・・・・

『家族・周囲の人々は、赤子が生まれて、初めて実感が湧きます。でも、妊婦(母)にとっては出産前から我が子が現実なのです。一度も抱かなくても我が子が現実。ですから、生まれてくる前に我が子が死んだら、その現実、その変化を受け止めるのがとても難しいのです。

『早世した子供達に、特別な宗教儀式は不用である、というの確かに一つの心霊事実です。でも、残された者、肉体的な束縛のある者が、(内在的?)事実をしっかりと認めるためには、何らかの儀式が有益なのです。ですから、水子供養は、むしろ母親、特に真剣な母親にこそ必要なことなのです。』

むろん、友人の子が早世するという話ではなく、つわり対策の心構えと繋がっている。……生まれる前から我が子として扱え、という。だが、生まれてくる前に早世したらどうなるのか。実体ある物の損失は認めざるを得ないが、感覚的な損失は認めがたい。なんとなれば、信じることに肉体は反応しやすいからだ。

女性が霊的な物を感じやすいというのは、おそらく潜入観念ではないか、と私は考えている。人間の才能に男女差が在るとは思いがたい。だが、才能の有無に関わらず、女性は、見えざる者を見、聞こえぬ声を聞く才能を必須としているのかも知れない。

まず第一は妊娠という形で。育児だってそうであろう、物言えぬ赤子の必要とするところを察して世話をしなければいけないのだから。

・・・・・・・

そうしてみると、幼児の虐待死などは、単に人々の心の荒廃等ではなく、見えざる心、聞こえざる意志を感じる力……本来人間が持ちながら、ただ、数値化が難しいが故にあまり議論されてこない感覚・能力が、退化しつつあることを示しているのかも知れない。

反対に、最近の心霊ブームも、自ら感じ取ることを諦めた人々が増えている証なのかも。


コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。

お知らせBy老神いさお。

・スマートホン
iPhone/Androidで閲覧時に、最適化したページが表示出来るようになりました。よろしければ、ご感想をお寄せ下さい。

・サイト再構築中
移行途中のデータが時折、トップページに掲載されますが、編集作業の都合ですので、今しばらくご容赦ください。旧作については、本文右上に日付が記載されます。

・ページ更新
 現在:1056㌻
 復旧予定: 残り480㌻位・・・

老研カレンダー
6月 2019
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
7月 2019
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031EC
老研イベントリスト
  • No events.
みにみにぶろぐ
  • ・原発全廃
  • ・その後悔の帳尻が合う生き方をしているか?
  • ・我が国だけが原子力を全廃しても、隣国が原子力発電を推進すれば、危険性は無くならない。
  • ・生きるとは生むことである。
  • ・いろいろなる不平不満はあるだろう。だが人は歩んでいる。
  • ・与えられる事を当たり前に思っている者が飢える。
  • ・なぜ、争うのだろう? 事態はただ現実への妥協を求めているだけなのに。
  • ・ 見せられると信じたくなる
  • ・豊かな者は足りぬものに気が付かず、知りたる者は、知らざることに気が付かぬ。……
  • ・ 心に不満が生じるのは、あなたが焦っている証。もう少しゆっくりと生きなさい。

More »

サイト内検索
アーカイブ
サブ・サイト