霊障も必然の結果

2006年09月22日


同僚が盛んに具合が悪いとこぼしている。医者に診せてもたいしたことがないといわれるのにちっとも治らないのだそうだ。……それはさておき、今日も、私が事務所の観葉植物の世話をしていると、その脇をすーっと通り過ぎる。彼は手伝ったことがない。

自分が困るときは大騒ぎするが、周囲のために積極的に働くことをしない……観ていて、なるほどなぁー、と思う。廻りに何人かの霊が佇んでいる。思わずそれらの霊に目配せしてしまった。

『自分の事しか考えない奴じゃ、助けられないよねぇ。でも、それ、迷惑だから野放ししないでね。』

・・・・・・・

若かりし頃、霊的因縁は、見える者が黙って解決してやるべきでは……と、覚悟を決めていた事もあった。だが、年齢を重ねて気が付くこともある。

水は高きから、低きに流れるのが自然なのだ。それを堰き止めたらどうなるか。……永遠に支え続けられるはずもない。いずれは放水せざるを得ないのである。霊障も同様、霊的因縁もまた同様である。

必然があるから事が生じる。心がけや日常の態度に絡むものがあって、周囲に淀みが生じる。……不平不満を心にためて笑顔の裏で世を恨むから、同様の低級霊が集ってくる……いや、霊視的には集ってくるように見えてるが、実態は、湿地に穴を掘れば水が湧出すようなものではないか?

それぞれが解決し、乗越えるべき問題、それぞれの責任において克服すべき問題を棚上げし……死後の世界は想念の世界である。もしも自分の想念を、清く保つ事が出来ぬなら、その人は死後にどの様な場所/境涯で暮すことになるのだろう?

すこやかで、さわやかな死後の生活を欲するなら、心をすこやかに、さわやかに保つ必要がある。それは、一個の魂として必須の技術である。少なくとも他の世話を掛けずにいるためには。

穴を掘って水が出るなら、排水が必要なのである。心に不満を抱くだけで低級霊が集ってくるなら、心中の掃除が必要なのである。……低級霊を取除いても、霊媒の自己満足でしかない。その人の霊的境涯が上がらぬからだ。

自宅に大量のハエやゴキブリが出たら……必要なのは殺虫剤よりもむしろ、片付け忘れたゴミの処分なのである。だが、虫さえいなくなれば、後は殺虫剤漬のゴミを抱えていても、さわやかに暮せるというのだろうか?

ああなるほど……除霊の後は神仏や守護霊を信仰する……ゴミの放つ悪臭を、抹香・芳香剤で誤魔化すという手もあるか。忙しい家庭では当り前に見られる風景ではあるが、いつまでそのような不健全な生活を続けるのだろう?

殺虫剤と芳香剤……除霊と御利益信仰……どちらも生活に必要であるが、必要になるのは不健全な暮しの結果だ。つまり、日常的に頼るのは不自然である。


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