夢中の白虎

「人生山あり谷あり」・・・困苦が付いて回るのは仕方のないこと、とはいえ、道を間違えば困苦の先に得るものがない。

職場が変わって以降のことだが、最近、とにかく忙しい。ページの更新もままならない。あまり忙しいと、色々と粗末にすること出てきて、それが失敗を生む。失敗があると、それを取り繕うのに、また忙しくなるという悪循環。

職場を変えたのは失敗だろうか。これは道を間違ったかな・・・と思う。もしも道を間違えば、困苦の先に得るものがない。

ひと通り逡巡はしてみたが、まあ事情が許す範囲での最善の道であったろうとも思う。人生山あり谷あり、仕方が無いかな。

と、気持ちに整理をつけた。そして、その翌朝の夢のこと。


眼前の檻の中に小さな白い虎がいる。ネコよりは大きいが・・・まあ、恐怖感を抱くほど大きなわけではない。

その檻越しに、手を伸ばし、座っている虎にぺたぺた触れている老婆がいる。

私はふと、、『ああ、危ないな。可愛く見えても獣だぜ? おそらく、力も強いだろうに・・・』と思う。

すると、瞬きする間に情景が変わり、今度は公園風の中にあって、檻がない。しかも、数人の人が、やはり座っている虎を取り囲んで、やはりぺたぺた触っている。「ご利益、ご利益」と言いながら。

忍耐強く、おとなしく座り続けている虎を、しばらく眺め続けた。気づくと、人影も消えて、虎と私だけが残り、その白い小虎は、数歩私に近づいて、「ニャア」と啼いて、私の目が覚めた。


夢が覚めて、理性的・・・当社比・・・になった私は、その意図を理解した。

白虎は幸運の兆し。それをぺたぺた触っていた連中は、ご利益のおこぼれに与ろうと集まってきた、あまり高くない霊たちだった。

上級霊界の知らせというのは、降りてくる先が高くなればなるほど、邪魔を受ける。

邪魔といっても、害意があるとは限らず、むしろ、無邪気に自分のことを考える結果である。・・・嫉妬は恐ろしい。

・・・自分のことばかり考えている者を誰が支援するというのか? だから、他人のおこぼれを狙おうとする。これもまた悪循環。

 

人生は、複数の選択肢の結果。・・・素直に生きているように見える人も、大なり小なり、幾つかの悪循環を抱えて、せっかくの行動力を無駄にしている。さらには、己を知らず、己の抱える無駄に気づかず、己を苦しめながら、己の実力不足を嘆いている。・・・自分を嫌い、ますます嫌いになる悪循環。

人のおこぼれを狙うより、己のムダを慎むほうが、有意義であろうに。

というわけで(?)・・・、人生は山あり谷あり。いずれは良いこともあるかと、今の災難には目をつぶることにした。なにしろ、幸運の兆しを見たのだから。


で、幸運の兆しのご利益や如何に?

・・・なるほど、どおりで小さな虎でした。

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