稼ぐより損を避けよ

『稼ぐよりも損を避けよ』と聞こえた。まあ、いつもの話題である。一見、消極的な話題ではあるが、趣旨は少し違う。(というか、本文は霊査ではなく解説に尽きる)

「虎穴に入らずんば虎児を得ず」というわけで、時として冒険も必要ではあろう。が、自分の失敗を隠すために大騒ぎしたあげくに損失を拡げ、後で泣きつくな、というのである。

そういう失敗を繰り返す人に対して、「問題解決力を求めるよりも、失敗を避ける工夫(というより冷静さ)が大切である。」ともいうのだが・・・まあ、俗に「救いようの無い◯◯」とか。または、「神も仏もない」とか。

・・・・・・・

「そういうこと(常識論)は百も承知、私は尻拭いが欲しいのではなく、前に進む方法を知りたいのだ。」という人もいる。

 私はそういう人に対して、相反する二つの想いを抱く。

 1、そういうあなたは穴だらけ。・・・どう指摘すれば角が立たないかな。

 2、でも、前に進まなきゃ、自分の欠点が自分で見えるようにならないよな。

・・・・・・・

 人は無力な赤子の姿で生まれ出て・・・という、抹香臭い話は棚に上げる。 たとえば、自動車の免許制度を考えてみよう。日本の現行制度は、完璧な運転技能・知識の持ち主にのみ免許が交付されるわけではない。最低限とされる知識と技能(とその他)の持ち主に交付されているのだ。つまり、運転しながら上達していくことも織り込んだ上で免許が交付されているのである。

 なお、こういう説教臭いことを中継する霊媒ですら、未熟を克服するのに天与の才能だけでなく、努力・精進が求められている。結局、未熟であろうと前に進まずにはいられぬではないか。

 そう思っていると、霊感に『別な相反する二つの視点』が示される。

 1、往々、チャンスを与えたくても、無い袖は振れない。(環境に不足がある)

 2、不適当なことばかり選り好みする者が・・・

  つまるところ、文句を言われてもどうにもならない事情(もしくは文句を言うからどうにもならない事情)がある。ならば、文句を言っても拗れるばかりということだ。

・・・・・・・

 整理する。

 どうにもならなくて、前に進めない(修行ができない、境遇がよくならない)時に、文句を言っても良いことはない。むしろそういう時には、『稼ぐ(前に進む、向上する)より、損(挫折、堕落、脱線、迷子)を避けよ。』というのだ。

 というか、うるさい。黙ってろ。

 ・・・これは意見というより、道理だから。

 

 

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