進むべき道
なぜに人は、善事を言い訳に使おうとするか。
善き事は、素直に行うが故に汝を救うというのに。
悪事を行うのも人。そして、善事を行う人も利己の亡者。
ならば世の中は誰が救うというのか。
あなたは利己心で人が救えると想うか。本当に救えると想うのか。
僅かな経験から・・・ああ、人は僅か百年ほども生きるのが難しいというのに。・・・安易に正義を見下して。
・・・・・・・
苦しければこそ、人は正しく生きずして、その魂が何処に行くというのか。
当たり前のことを、当たり前に行うために、助けが、賛同者が、必要なのが人間・・・
心寂しく、悪魔に求められずとも進んで魂を差し出す亡者が人間。
・・・・・・・
隷属すべき悪魔を探すその前に・・・有りもしない恐れに焦り、必要のない争いのその前に降伏しようとする人々よ。正しく生きよ。
宿命に甘んじろというのではない。戦う相手を間違うな、というのだ。
真に意義ある戦の前に、戦う前に降伏する愚か者よ。戦の気配の無い頃には無駄に強がる愚か者が。
あなたは何のために戦うのか。努めるのか、求めるのか、焦がれるのか。いや、憧れるのか。好むのか。
結果を得るその前に、あなたは、あなたが選んだ道を進んでいる。何処に行くかも考えずに、あなたが選んだその道に。