病気平癒の加持祈祷
2006年 01月 11日
参照>「1月7日(横浜)」
時々、精神統一会前に、メモ用紙に個人的な質問事項を箇条書きにする。懸案がある場合には。――10月7日の横浜オフ会にも、「某氏の健康上の問題について」の質問があったが、箇条書き後、それらすべてを忘れて精神統一会の進行に打ち込んだ。
途中、個人宛でない二点の霊査が降りた。敢て順番を逆にするが、
2, 冷気と換気で皆、呼吸器を傷めております。マスクは病原菌を防ぐだけが目的ではありません。適度に湿気を保つ働きもあります。活用してください。
……これは頷ける。まあ、私を含めて皆、面倒がってマスクなどしないだろう。
だが、それに先だって降りた霊査はいささか唐突だった。
敢て表記するが女性の声が、叱りつける勢いで、
1,「病気の平癒を祈願するなら、せめて肉食を断ち、火食断ちをすべきです。それもせずに神仏に祈っても、誰が聞くものですか。」
……一応、オフ会で報告する際には少々、語調を柔らかくした。
少し説明しておく。火食とは加熱調理した食材を食べることだ。当然、お茶やコーヒーも禁止となる。冷水抽出したお茶やコーヒーもだ。なにせ、お茶ッ葉やコーヒー豆も加熱焙煎されている。これはいわゆる「潔斎」に相当するが、これには相応、実践的な意義がある。
食材にも意念が籠る。調理は食材に意念を焼き付ける働きがある。さて、肉体=物質を対象とした霊査は、死者たちから見れば顕微鏡を覗く仕事に似て、微細な集中を必要とする。加熱調理の記憶はその集中を乱すのだそうだ。
むろん、不可能ではないのが、本気で祈願するなら相手に無駄な努力をさせぬようにすべきだというわけだ。……心霊相談者には往々、この配慮が不足している。概ねそれは正しい心霊知識のないためとも言える。いわば無邪気の結果なのであるが、忙しければ無邪気の相手は後回しにされがちなのは避けようもない。
で……、オフ会レポートには記載しなかったものの、後で改めて掲載しようと考えて……忙しさに放置していたところ、上述、質問者から、「フグを食べ過ぎて……」とのメールが来て気がついた。健康問題に関する回答はこれ一通であることに。
別に贅沢を妬むわけではない。まあ、話としては贅沢を妬む方が面白くもあるし、それ故に説明が微妙に不足していたのだろう。だがもう一つ無言の示唆がある。
疑問があるなら、まず自分の心を静めるべきだ。
身体についての疑問があるなら、まず身体の働きを静めるべきだ。
霊査を求める人がいても、私が出し惜しみするのは、言葉を得る前にまず、自分の心を静める練習をすべきと思うからだ。それこそが霊界の者達への礼儀なのである。その立場から見れば、なるほど、健康上の問題を相談するに当たり、潔斎を忘れることの非礼さにも関心を向けるべきだろうと思う。
――で、回答はしないが、回復祈願はしてある。これが現状では無難なところか。