「お前を呪ってやる!!」

2005年 11月 19日


……たまたま、ケンカを目撃した。

女性が叫ぶ、「お前を呪ってやる!!」

……おお、恐い、怖い、当事者でなくて良かった、等と半分冗談で怖がっていたら耳元で聞こえた。

『あの娘、低級霊(悪霊)にそそのかされているぞ。』

……おやおや。

『低級霊にそそのかされて、やること、為すことうまく行かず、とうとう他まで恨んでいるが、他を恨むその前に、己の祟りを取り除かねばなるまいて。所詮取憑きやすいから、取憑かれたあの娘が、思うように人に祟りなど与えられるものか。出来るのはせいぜい、呪う必要もない弱い者虐めだけだ。悪霊なんぞ、どれだけたくさん憑依しようが、己の苦しみは増しても人を恨む助けになどならぬ。己が悪霊の主ではなく、己が悪霊の標的なのだ。人を恨む者は誠に救いがたい。

『ましてや、己の親まで恨み、憎み、親が我が子のことだからと我慢すれば増長する。かように恩知らず、また、か弱い良心しか持ち合わせなければ、地獄に堕ちても浮かび上がるのは容易ではあるまい。世間では、「人を呪わば穴二つ」というが、他人の穴を掘るヒマもなく、自分の墓穴を掘って終わるだろう。

『そもそも、親に庇われ、周囲が遠慮して、ワガママが通っているうちは善良そうにしていても、いざ自分の力だけで社会と接せねばならなくなって地金が出てどうにもならぬ者は多い。「悪霊も微笑むときはある。他が不幸な時には……」というわけだ。周囲の我慢がなければ微笑むことも出来ぬ者が、死して悪霊と呼ばれるのだ。

『あ奴の祟りなど恐ろしくはないが、あ奴の行く末を思うと、やはり恐いな。』

・・・・・・・

 うまく行かないからと、天を恨み、親を恨み、周囲の人々を恨む。恨む前に自分が祟られていないかを確認しなければなるまい…… 等とつまらない結論で結びたくない。

要するに、他人に責任転嫁するような俗悪・恩知らずな霊格の持ち主だから、人を苦しめて喜ぶような悪霊に標的にされるのだ。…… ただ、霊界では霊的境涯が異なれば接点の無い相手でも、地上では様々なしがらみに結ばれて、ろくでもない霊格の持ち主に絡まれることもある。注意しなくては。


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