理想と現実
2004年 12月 22日
足下の汚穢を見ずに、天を仰ぐ。
地に足のつかぬ理想主義は、挫折のための努力か?
当たり前に生きる……その事に誇りを持てぬ者は、一体どこに安らぎを求めるのだろう?
手の届かぬ理想を求めて、苦労と苦悩に喘ぐ。
他《ひと》が責めるのではなく己《おのれ》が責めて、己《おのれ》が苦しむ。
当たり前の己をあざ笑った者は、傲慢さを吐き切るまで自分を許せぬから。
地上の生を地獄にしながら、天国を求めて生きる。
今のままでは、天国でさえも苦しまねばならぬのに。
自分を許せぬ者に、安息の地はない。
それは誰の呪いでもなく、己が掛けた己の呪いなのだ。
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