再就職が決まらない
あわてるな!
2005年 05月 27日
「再就職が決まらない」と泣きつかれた。――それは大変な事だが、この不景気の折、どうにもならない。多少景気が持ち直してきたということだが、日本の企業はまだまだ生産性が低すぎる。いわば潜在的なリストラ要因が多分にあるのだ、お手配もなかなかつけいる隙がない。
これは当人にはとても言えないことだが、引っ越しをしなければ良い仕事があったのだ。えり好みする人は往々幸運を逃す。これを貧乏癖というわけだが、ではそれをどう直すか、と、今問われても困る。人生を支配する要因は決して一つではないし、自分の都合だけで物事は決まらない。時として、自分にとって都合の悪いときに、その他一切の都合がうまく合うときもある。
天に任せる生き方でないと、なかなか効率よくは生きられない。
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テーマは違うが、本件へのやりとりをかいつまんで説明する。
Q 「求人に応募しても、なかなか面接までに至らない。一生懸命やる気があるのにチャンスをくれる人がない。このまま失敗が続くと、断られるのが怖くてうつ病になりそう」
A 「とりあえず、配達のアルバイトでも探しなさい。土地勘が養われるし、色々な商売の裏側を覗けて商売の勉強になります。今すぐ良い仕事に就こうとするから難しいのであって、この機会に社会勉強を積むならいずれ良い仕事が見つかります。いきなり良い仕事を求めるのではなく、今、ここで色々な経験を積むことで近い将来、より良い仕事につけるようにと努力と工夫をすることです。大きな一歩を目指さすから、動けなくて苦しいのです。小さくても一歩を進めなさい」
…… 種も蒔かずに刈り取るのは摂理に反します。
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オフ会の参加者に繰り返しいうことは、「結果をあわてないこと」……そして、時折寄せられる質問に対する回答も又、「あわててはいけません」だ。こういう注意ばかりでは、彼・彼女も内心で「うつ病になりそうだ」、等と思っているだろう。
いや、もちろん責めているのではない。
「尊敬しろ!」と、言われても尊敬できないように、「我慢しろ、焦るな」といわれて、「ハイ、そうですか」と心をなだめられるのならば、それは物凄いことだ。それが出来るなら、私などに精神統一の指導を受ける意味がない。むしろ私が指導を受けるべきだろう。
すると、「こういう時のための精神統一ですよね!」……と切り替えされる。なるほどそういう内容の霊界通信もあるが、その発想は「霊学」的だ。生きている人間には、肉体的な要素がとても大きな影響を持っている。心の働きだけで心を止めることはまず不可能だ。だからむしろ、軽くスポーツをし、風呂に入り、一時間で良いから寝る方がよほど心が落ち着く。
真の心霊学に至るためには、霊の前に心、そして心と密接な関係にある「肉体」の心に与える影響をよく知る必要がある。
焦りの衝動は、物理的な限界と寿命を持つ肉体がもたらすものだ。従って、生きている人か、低級霊しか焦りはしない。いわば焦りに従うことは低級霊に迎合するのに等しいのだ。焦るときほど冷静に過ごす努力は、実は物凄い除霊効果がある。
いささかやっかいなことに、物事が霊界の助けを得て順調に流れ出すのは、焦りの感情で人をそそのかす低級霊が去った後なのだ。
だから、守護霊や高級祖霊からの通信を中継する霊媒は、繰り返し「あせるな!」という。だが、下手にその理由をいうと、低級霊がムキになって居座るから、「それが一番の低級霊除霊法なのです」とは言わない。……いや、私がバラしたが。
従って、これを読んだ人は、その対策を心がけなければいけない。
……自分が後回しされるのは、残り物に福があるからだ。「どうぞお先に」の気持ちを大切にしよう。
……自分が焦るのは、心が下を向いているからだ。私は理想と真実に目を向けよう。
……信じても辛いのは、方法を間違えているからかも知れない。自分のやり方を反省してみよう。
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いずれにしても、この世界はたいした出来映えじゃない。といって、文句だけで是正させられるほど、人は立派な存在じゃない。足りない分は、工夫と努力で補うしかない。
最後に笑うのは、出来る努力をした者であって、不平不満で時間を潰した奴らじゃない。
あわてるな! ちょっと工夫すればもっと幸せになれるさ。