それぞれの課題
04年 09月 18日
1,業が深い
「業が深い」――と聞こえます。
自分の意に従わせるために、泣きわめいたり、威したり……あなたの課題は人生上の難題なのか、それとも善意の隣人らを支配する事なのか、どちらなのだろうか? 味方を苦しめて、敵を増やす。――幸せになろうとして不幸になる。なんとまあ業が深いのだろうか?
2,勇気が必要
神秘体験を受け止める勇気がなければ霊感は得られません。
受け止める勇気――覚悟が無い人であれば、何を見ても怖がるだけでしょう。たとえば子孫に慈愛を注ぐ高級祖霊であろうと、また庇護者のために我を忘れて働く守護霊であろうと、十把一絡げに「お化け」扱いされかねません。「霊を見て怖かった」……そういうだけならば、善霊達にした所で、姿を見せる意義がありません。それは同時に、神秘体験を受け止める覚悟の無い人は素直な愛情を注げる相手ではないという事です。
恐れさせぬようにコソコソと守護霊・祖霊が働かなければならない。――何ともまどろっこしい人という事です。
3、不審が拭えず
「(私の霊査に)半信半疑が越えられない」というメールがありました。
私の心中は複雑です。
(当人相手に返事をしにくいが……当然このページを当人は読んでいるだろう)
果たして私の態度が悪いから不審が拭えないのか。むしろ……
都合の良い霊査が出ないから信じたくない。
信じる努力をしないから信じられない。
どちらか、または両方ではないか……? そしてその答えは……
誰の人生なのだろう? 誰が責任を持つべき人生なのだろう? 誰の努力が必要な人生なのだろう?……その答えをだらだらと先延ばしする……その時間は誰のもので、老いて誰が切ない思いをするのか?
信じる事を強要するのでもなければ、知る事を急かすわけでもありません。また、信じないからと言われて深いに思う必要も感じません。ただ、当人に急ぐ気がないなら、私もあわてて応える必要はない、他にやるべきことはたくさんあるしな……と思うわけです。
4、次に……
みんなも懸命に前に進む。それが人間の義務だから。
そして、私自身もまた、そろそろ次に進みたいと思う秋の夜空。
勉強すればするほど、前には荒野が広がる。
無知なる人は屋根に登って竹竿で星を落とそうとする……知識こそは宇宙、宇宙の広さとは理解力の限界を意味するのです。
この霊査は、一個人宛のものではありません。オフ会参加者やメール送信者などに対して、一般的に感じられることを纏めたものです。当然、いくつかあてははまる人有り、あてはまらぬ人有り……となるでしょう。
04年 09月 21日
「それぞれの課題」について、メールを頂きました。
心霊というのは言葉で表現し得ないものを扱っています。と同時に永遠の成長がテーマなのです。すると、賛同や理解よりも大切なのが返事となります。……判ったというのは判っていないし、判らないまま放置するのは、それ以前の問題です。
素晴らしい知識も、知った所で使いこなせるとは限らず、知ったつもりで間違っていることは良くあることです。大切なのは実践と応用、せめて「考える」という姿勢です。そしてなにより怖いのは、判らなかったことを勝手に解釈する人々の存在です。それはつまり、私が懸命にそして誠実に努力しても、結果として嘘をついたのと同じ影響を社会に及ぼすということですから。
ですから私はわかりやすい説明を心がけなければなりませんし、私の意図をねじ曲げる人々とは何とか縁を切るように努力しなければなりません。
Q 「霊能者は、当人にも分からないものが分かるのだろう?」
重要なのは霊感ではありません。そして、霊感抜きでも、原理は非常に簡単です。……多くの人は「嫌なこと(信じたくないこと)は見ない」という習慣を持っていますから、眼前の事実でさえも気がつかぬものがとても多いのです。ですから、ただ素直に感じるままをいうだけで人々からその洞察力を称えられるようになっても全然不思議ではありません。つまり、霊媒……というより心霊家の私は、人々よりもより、自分にとって不都合な現実や憶測を受け止める覚悟があるというだけのことです。
さて、この事を知った後には注意すべき事があります。せっかく、自明なことから目を背けていても、他人に指摘されたら興ざめですよね。だから、人に何らかの影響力を及ぼせる人は、その能力を駆使して、自分の見たくないものを他人には見せないようにいたします。霊媒もそうだし、宗教家も、政治家も、芸術家だって、皆、この業《カルマ》・衝動から逃れることは出来ません。……ここは重要です……つまり、この原理を知っていればなおのこと、何かを取り除くことがとても難しくなるのです。
自明を避ける――それを知らぬ人々は、平気で自分にとって不都合なものを追い出し、抹殺しようとします。
しかし、避ければなおのこと追い掛けてくることを知る人ならば、追い出し、抹殺しようとすればなおのこと、理知的・怜悧な人々の疑惑を招くことを知っているし、かといって追い出さぬ事の悪影響も理解するわけです。