(旧作)守護霊との絆

05年 12月 17日


「守護霊との絆を深める方法」について、質問が相次いだ。その方法は人の数だけ、そして、人と人との組み合わせの数だけあると考えるべきだ。それ故に、個人宛の霊査が大切である。とはいえ、そんな精緻な助言以前に、均しておくべき人としての基礎がある。

 さらに応用にも想いが至るなら、守護霊との絆の深め方とは、結局、対人関係の絆の深め方と置換えることが出来る。更にいえば、そもそも守護霊との間には充分深い絆があり、ただ、互いのコミュニケーションに難があるだけのことだ。これまた、対人関係一般の問題にも当て嵌まる。世界には60億もの人がいるのである。その中であなたと関わりを持つのは一体どれだけの人々であろうか? 出会い、交わり、それらを縁と呼ぶ。ただ、私たち人間が認識できるのは、人と人と、いや、魂と魂を結びつける絆のごく表面的な部分でしかない。

 だからこそ本当に嫌であれば互いに離れればよいだろうに、相憎み、相争い、わざわざ苦しめあう関係も生じる。これらは、互いを結びつけている縁を正しく認識しないことから生じる誤解なのである。

 一言に絆を深めるという。……日本語的には間違いではなかろうが、それは、「日はまた昇る」という表現と同等の誤解の種が潜んでいる。そもそも太陽も地球も互いに運動しているのである。対人関係も一方の気持ちだけでは定まらない。それどころか、双方が一致しなければ互いに苦痛を与えるのである。では、どう表現するのが一番妥当かというと、端的な表現でないのが残念だが、「協調ある進歩(共栄)」となるだろう。―― 互いに助け合うことで互いの進歩を促進することが大切なのである。守護霊との関係に於いても、また、人間同士の関係に於いても。

……すると、私がいうべき事も見えてくる。

・・・・・・

 まず、何が大切かといって、聞かされるなら当たり前すぎて大半の人は吹き出してしまうだろうことだが、何よりも大切なのは「聞く耳」だ。

 協調の為には互いの意見を尊重することがとても大切だが、相手の意見を聞かずにどうして尊重することが出来るのだろう? 人は、相手の意見を尊重しているつもりで、多くの場合、自分に都合の良い意見ばかりをえり好みしている。それが過ぎると、自分に都合の悪い言葉は聞き漏らし、さらには憎むようにさえなる。

守護霊との絆……協調ある進歩……何よりも共に歩む意志。

それを阻害するのは他ならぬ、自我……独善的な自我である。

「私は人の意見にちゃんと耳を傾ける!」……結果が伴わぬ努力にはどこかが間違っている。結果から間違いを見いだせぬなら、何を持って行いを正せばよいのだろう?

・・・・・・

次いで大切なのは……後の機会に。


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