夢見が悪い・体調不良時
05年 10月 04日
Q 『風邪などで寝込んだりすると普段より夢見が悪くなりますよね? 勿論 コンディション悪いのだから、といわれてしまえばそれまでですが何か良い(ためになる?)お話あれば教えて下さい』
いわんとすることはわかりますが、もしかしたら逆かもしれません。夢見が悪くなるような状況の時、風邪を拗らせて寝込むのだろうと私は思います。
そして私は、体調不良を自覚すると、禊《みそぎ》を行います。――とはいえ、体調不良の自覚がないまま拗らせてしまうこともありますが、おおむね、禊《みそぎ》の効果が出ると自覚しています。で、具体的な禊《みそぎ》の方法ですが、むろん、頭から冷水をかぶったり、滝行したりということを考えているのではなく……
- 思い詰めているなら頭を切換える。
- 腹が立っているなら話題を切替える。
- 悩みがあるなら天に委ねてみる。
- 欲しいものが手に入らぬなら、一歩近づく努力をしてみる……カタログ集めなど……
と同時に、呼吸を数回、意識的に深くゆっくりにする。濡れタオルで体を拭く(入浴とは別に)、冷水を飲む、換気をする、お香を焚く等……その時々に出来る範囲で気分転換につながる行為を行います。
私は試しませんが、花を活ける、茶を点《た》てる、喫茶する等も良いはずです。実際、墓参や仏壇に祈るとき、花、菓子、お香を供えたり、神棚に水をあげたり、神社仏閣に参拝の際に手水を使い、賽銭を投げ、鈴を鳴らすのも気分転換・心の禊《みそぎ》が真の目的です。
なお、ここで大切なのは心を清めることであって、身体を清めるのは二の次、荒行などは自己満足、浄霊などは自己催眠にすぎないと私は考えます。
……以上をしても、やはり悪夢や悪想念が生じますが、禊《みそぎ》の効果は悪想念の発生抑制ではなく、悪想念の掃除しやすさにあります。
ちょっと蛇足ですが、友人から「だまされたことが悔しくて、復讐したいという気持と、そんなことをしても意味がないという気持の板挟みになっている」と相談を受けましたが、悔しさを引きずっているから、復讐心が断ちがたくなるわけで、先に悔しさを棄てられたら一緒に復讐心も捨去れることは想像がつくことですね。むろん、心で心は抑えがたい… …悔しさを捨去ることも十分に難しいことですが。といって、悔しさをそのままに、復讐心だけを追出したら、今度は負犬根性に捕われ、人生を悲観的に見たくなったりもいたします。ものには順番があり、又関連があります。一部が捨て難いのは他と関連があるから、問題がこじれるのは順番があるからで、解決の糸口さえ見つければ力まずとも解決するものを、無理に解決しようとするから力押ししても拗れたりいたします。
従って、悪想念そのものを棄てるよりも、悪想念の元となるものを棄てることの方が順番からいっても大切であろうとおもいます。…… では、その元となるのは何か、という問題になるわけですが、それは個人的事情になるでしょうからここでは取扱いません。
いずれにせよ、悪想念を離しやすくなると身体から無駄な力みが減っていきます。私の見る限り、病気にかかりやすい人、病気の治りにくい人は、無駄な力みや、身体にねじれがある人です。
これを四輪の乗用車に例えてみましょう。一本一万円のタイヤ四本をつけた乗用車と、一本三万円のタイヤ三本をつけた乗用車では…… タイヤにかかる費用は上であろうとも、タイヤ三本では乗用車はまともに走れません。
つまり、不都合は弱点から生じるのです。その対策としては得意な部分を鍛えるよりも弱点をなくす方がより健康に近くなるわけです。… …まして、ソフトウエア(メンタル面)に弱点があるならどんな鍛えた身体でもその真価を発揮することは出来ないでしょう。
無駄な考えを省く……鍛錬というより、ほんのささやかな心がけが、自己の幸福においてとても重要なのです。心と体の健康にもこれが当てはまると思います。