リズム――自分を見失わぬ為に。
物事が成るには時機があります。早すぎても遅すぎてもうまく行かないし、うまく行かないどころか逆効果になることもあります。
そして、相手に伝わるには速度があります。焦って伝えようとしても誤解が生じるし、かといってノンビリしていると相手の関心がよそに向いてしまいます。
時機の捉え方、速度調節の上手な人はとても効率よく成功を収めていきますが、往々、当人さえも、成功要因が何であるのかに気がついていません。知識や思想、才能が成功要因である自負するのは、単に己がそれを頼みにしているというだけのこと。いくら才能があっても周囲とうまく噛み合わなければ才能の芽が積まれてしまうことでしょう。周囲の人々とのリズムも大切ですが、人生には見えざる運気が在り、そのリズムに合わせることも大切です。
・・・・・・・
人間関係を眺めていると、他人のリズムを崩す人は、周囲に災難を及ぼします。災難とまでは行かなくとも、周囲の成績を貶めたりいたします。……リズムはとても大切です。早すぎても遅すぎてもいけないし、なにより、他のリズムを崩してはいけません。……むろん、自分のリズムを崩してもいけません。
焦る人にはにこやかに接し、ノンビリ屋には、こまめに声を掛けることです。すると相手はリズムを整え、持っている才能を活かすことが出来ます。
2006-04-16